特許
J-GLOBAL ID:200903014521141901

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-344086
公開番号(公開出願番号):特開平10-184321
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 受容孔に供給される流体の脈動によってロックピンが退避孔内で微振動することを抑制すること、及び受容孔に流体が流入し始めてから回転軸側部材と回転伝達部材が相対回転し始めるまでの時間を短くすること。【解決手段】 内部ロータ20と外部ロータ30との間に形成されベーン40によって進角用室R1と遅角用室R2とに二分される流体圧室Roと、進角用室R1に流体を給排する通路24と、遅角用室R2に流体を給排する通路25と、外部ロータ30に形成さればね付勢されたロックピン50を収容する退避孔33と、内部ロータ20に形成され外部ロータ30との相対位相が所定の位相で同期したときロックピン50の頭部51が嵌入される受容孔22と、受容孔22に流体を給排する通路23とを備えた弁開閉時期制御装置において、通路23を進角用室R1に連通させるとともに、退避孔33を通路34を通して遅角用室R2に連通させ、またロックピン50の頭部51を曲面形状とした。
請求項(抜粋):
弁開閉用の回転軸に所定範囲で相対回転可能に外装されクランクプーリからの回転動力が伝達される回転伝達部材と、前記回転軸又は前記回転伝達部材の一方に取り付けられたベーンと、前記回転軸と前記回転伝達部材との間に形成され前記ベーンによって進角用室と遅角用室とに二分される流体圧室と、前記進角用室に流体を給排する第1流体通路と、前記遅角用室に流体を給排する第2流体通路と、前記回転伝達部材又は前記回転軸に形成され内部に前記回転軸又は前記回転伝達部材に向けてばね付勢されたロックピンを収容する退避孔と、前記回転軸又は前記回転伝達部材に形成され前記回転軸と前記回転伝達部材の相対位相が所定の位相で同期したとき前記ロックピンの頭部が嵌入される受容孔と、この受容孔に流体を給排する第3流体通路とを備えた弁開閉時期制御装置において、前記第3流体通路を前記進角用室又は前記遅角用室に連通させるとともに、前記退避孔を第4流体通路を通して前記遅角用室又は前記進角用室に連通させ、また前記ロックピンの頭部を曲面形状としたことを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る