特許
J-GLOBAL ID:200903014529393560

多連一体巻き箔フィルムコイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾関 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-141240
公開番号(公開出願番号):特開2003-332118
出願日: 2002年05月16日
公開日(公表日): 2003年11月21日
要約:
【要約】【課題】占積率を良好な状態に維持しつつ実効巻回数の増大を図り、且つ低製造コストの多連一体巻き箔フィルムコイルを提供する。【解決手段】二連一体巻き箔フィルムコイル1は二連箔フィルム電線を有する。二連箔フィルム電線における各連の箔フィルム電線は金属箔導体5a及び5bでなる。箔フィルム電線終端7より巻き始めて箔フィルム電線終端8に至るまで、二連箔フィルム電線を巻き方向101に沿って5回巻くことにより、二連一体巻き箔フィルムコイル1は形成される。二連一体巻き箔フィルムコイル1は、二連箔フィルム電線の積層により構成される。コイル1の側面には、図1には示されていないが、端末接続を処理するフレキシブルプリント基板が配置されている。フレキシブルプリント基板は、各連の箔フィルムコイルによる磁界が互いに同一方向となるように、二連箔フィルム電線の端末を接続している。
請求項(抜粋):
多連箔フィルム電線を軸の回りに巻回してなり、前記多連箔フィルム電線は、1枚の絶縁被膜フィルムと、該絶縁被膜フィルム上に所定の間隔で互いに平行に貼り付けられた複数連の金属箔導体とでなり、前記多連箔フィルム電線における各一連箔フィルム電線でなる一連箔フィルムコイルは、端末間接続手段により互いに直列に接続してあり、前記端末間接続手段は、前記各一連箔フィルムコイルによる電磁界が同一電磁界方向に合成されるよう、該各一連箔フィルムコイルの巻き始め部の端末と巻き終わり部の端末とを接続していることを特徴とする多連一体巻き箔フィルムコイル。

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