特許
J-GLOBAL ID:200903014544939013

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267668
公開番号(公開出願番号):特開平8-166734
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【課題】 定着ロールと複数のロールに張架された加圧ベルトとのニップ部で記録シートを加熱・加圧してトナー像を定着する装置において、記録シートを定着ロールから確実に剥離させるとともに、記録シートと定着ロールの表面との間で生じるずれによって画像に乱れが生じるの防止する。【解決手段】 加圧ベルト2を張架する圧力ロール3がニップ部の出口付近で定着ロール1に押圧されている。定着ロールの表面には弾性体層20が設けられ、圧力ロールが押圧されることによって記録シート15の剥離が促進される。また、ニップ部の上流部には柔軟な弾性体層を有する補助ロール6が圧接され、記録シート全体が定着ロールの表面速度より早い速度で搬送されるのを抑止し、画像のずれを防止する。この補助ロールの圧接力P3 と加圧ベルトの張力による圧接力P2 との和は、圧力ロールの圧接力P1 より大きく設定されることにより有効に画像ずれが防止される。
請求項(抜粋):
発熱手段を内蔵し、回転駆動される加熱定着ロールと、無端状に形成され、複数のロールに張架されるとともに、前記加熱定着ロールに巻き回すように接触される加圧ベルトとを有する定着装置において、前記加熱定着ロールは周面に弾性体層を有し、前記加圧ベルトを張架する複数のロールのうちの一つのロールが、前記加熱定着ロールと前記加圧ベルトとの圧接部の、前記加熱定着ロールの回転方向における下流部で、前記加熱定着ロールの弾性体層に圧縮変形を生じさせるように押圧された圧力ロールであり、前記圧接部の上流部には、前記加圧ベルトを介して前記加熱定着ロールに圧接される圧力補助ロールが設けられ、該圧力補助ロールの周面には、前記加熱定着ロールの弾性体層を構成する材料より硬度の小さい材料からなる軟弾性体層が形成されていることを特徴とする定着装置。
IPC (3件):
G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 107
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 定着装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-009142   出願人:富士ゼロツクス株式会社

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