特許
J-GLOBAL ID:200903014545144650

包囲体マウントを備えた膨張可能かつ搭乗者サイズの調節可能な胴ベルトシステムおよび搭乗者拘束方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-539837
公開番号(公開出願番号):特表2001-515429
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 2001年09月18日
要約:
【要約】ベルトバンド(16)が、膨張可能であるか否かを問わない膝ベルト部分(20)と、膨張可能な胴ベルト部分(19)とからなる車両搭乗者拘束システム。胴ベルト部分(19)は、その一部が包囲体(32)内に取り付けられており、胴ベルト部分(19)の残余の部分が搭乗者を保護すべく配置される。大きな搭乗者がバックル留めするときは、より長い胴ベルトが包囲体から引き出される。大きい搭乗者のバックル留めによりインフレータ(54)が付勢されると、包囲体内の胴ベルト部分には包囲体内に残留する少量のガスが供給され、大きな搭乗者を保護する、包囲体の外部の胴ベルト部分には多量のガスが供給される。小さい搭乗者がバックル留めするときには、包囲体の外部の胴ベルト部分には、より少量のガスが供給される。
請求項(抜粋):
大きい着座搭乗者および小さい着座搭乗者の両者を保護するための車両搭乗 者拘束システムにおいて、 a)3つのアンカー手段を備えた膨張可能なタンデムベルトバンド構造を有 し、該ベルトバンド構造は、係止される2つの端部を備えた膝ベルトセクショ ンと、第3アンカー手段に係止できる一端および膝ベルトセクションに固定さ れる一端からなる両端部を備えた固定長さの膨張可能な胴セクションとからな り、前記固定長さの胴セクションは更に、 i)搭乗者の胴部を横切る第1膨張可能部分を有し、該部分は、大きい搭 乗者に対しては長くかつ小さい搭乗者に対しては短く、 ii)実質的な膨張から抑制される第2膨張可能部分を有し、 b)第2ベルト部分を実質的な膨張から抑制しかつ第1膨張可能部分を自由 膨張できるように残す第2ベルト部分閉込め手段を有し、該閉込め手段は膨張 可能なベルトバンドを通す出口ポートを備え、 c)選択された体積のガスを発生しかつ第2膨張可能部分内に導入するため の膨張手段とを有し、ガスは、第2膨張可能部分を通って、閉込め手段の前記 出口ポートから第1膨張可能部分内に流入し、 (1)第1膨張可能部分の長さは大きい搭乗者に対しては長く、第2膨張可 能部分は大きい搭乗者に対しては短く、(2)第1膨張可能部分の長さは小さ い搭乗者に対しては短く、大きい搭乗者のために配置される第1膨張可能部分 には多量のガスを供給しかつ小さい搭乗者のために配置される第1膨張可能部 分には少量のガスを供給することを特徴とする車両搭乗者拘束システム。
IPC (3件):
B60R 21/18 ,  B60R 22/14 ,  B60R 22/26
FI (3件):
B60R 21/18 ,  B60R 22/14 ,  B60R 22/26

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