特許
J-GLOBAL ID:200903014553527259

連続鋳造機の湯面レベル制御方法及び湯面レベル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116804
公開番号(公開出願番号):特開平9-295115
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 未凝固圧下装置の動作に伴って鋳型の内部に生じる湯面レベルの変動を効果的に抑制して、この動作中を含む操業の全般に亘って制御精度を良好に保ち、製品歩留りの向上に寄与する。【解決手段】 レベル制御部1は、目標レベルLr と、鋳型Mの内部の湯面レベルの測定値Lとの偏差に基づくPID演算によりスライディングノズル7の開度目標値U0 を演算するPID演算部10と、圧下位置センサ9bから与えられる未凝固圧下装置の圧下位置xを用い、鋳片内部の未凝固部の体積変化量Q、及び鋳片の断面積の変化量Pとを算出する変化量演算部12と、この変化量演算部12の出力に所定の制御ゲインを乗じて補正信号U2 を出力する補正部13とを備え、補正部13から出力される補正信号U2 により開度目標値U0 を補正し、制御指令uとしてシリンダ制御部2に与える。
請求項(抜粋):
その内部に未凝固部を含む鋳片に圧下を加える未凝固圧下装置を、鋳型からの前記鋳片の引抜き経路の中途に備えた連続鋳造機の鋳込み操業中に、前記鋳型内部の湯面レベルを検出し、この検出レベルを所定の目標レベルと比較して、両者の偏差を解消すべく定めた制御指令を注湯手段に与え、該注湯手段の動作により前記鋳型への注湯量を調節する連続鋳造機の湯面レベル制御方法において、前記未凝固圧下装置の圧下位置を検出し、この検出結果に基づいて前記未凝固部の体積変化量と前記鋳片の断面積の変化量とを算出し、これらの算出結果に基づいて前記制御指令を補正することを特徴とする連続鋳造機の湯面レベル制御方法。
IPC (4件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/128 350 ,  B22D 11/16 104 ,  G05D 9/12
FI (4件):
B22D 11/18 B ,  B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/16 104 H ,  G05D 9/12 D

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