特許
J-GLOBAL ID:200903014562870519
状態検出装置付回転支持装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小山 武男
, 中井 俊
, 小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-117351
公開番号(公開出願番号):特開2004-325134
出願日: 2003年04月22日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】製造誤差等に基づき、エンコーダ30aの被検出部の特性にばらつきが生じている場合でも、転がり軸受3の負荷荷重をリアルタイムで精度良く検出できる様にする。【解決手段】上記被検出部の各位相個所での特性に関する情報を、予め制御器に記憶させておく。運転時の各センサ24、24の出力信号のうち、その瞬間の強度と、上記情報のうち、この瞬間に対応する位相個所に就いての情報とを利用する事により、上記負荷荷重を求める。これにより、上記課題を解決する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
転がり軸受と、エンコーダと、複数のセンサと、制御器とを備え、
このうちの転がり軸受は、静止側周面に静止側軌道を有し、使用時にも回転しない静止輪と、この静止側周面と対向する回転側周面に回転側軌道を有し、使用時に回転する回転輪と、上記静止側軌道と上記回転側軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体とを備えたものであり、
上記エンコーダは、円周方向に関する特性を交互に且つ等間隔に変化させた円環状の被検出部を有するもので、上記回転輪の一部にこの回転輪と同心に固定されており、
上記各センサは、それぞれの検出部を上記被検出部の円周方向複数個所に対向させた状態で使用時にも回転しない部分に支持されており、且つ、上記被検出部のうち自己の検出部が対向する部分の特性の変化に対応して出力信号を変化させると共に、上記被検出部と自己の検出部との距離に対応して当該出力信号の強度を変化させるものであり、
上記制御器は、上記各センサのうちの少なくとも1個のセンサの出力信号に基づく演算を行なう事により上記静止輪に対する上記回転輪の回転速度を求めるものであり、且つ、上記制御器に予め記憶させた2種類の情報である、上記各センサの検出部と上記被検出部との間の距離と上記各センサの出力信号の強度との関係、及び、上記転がり軸受の無負荷運転状態での上記各センサの出力信号の強度と、上記2種類の情報とは別の、他の種類の情報である、上記転がり軸受の負荷運転状態での上記各センサの出力信号の強度とを利用して、上記転がり軸受が上記無負荷運転状態から上記負荷運転状態に移行した場合の、上記各センサの検出部と上記被検出部との間の距離の変化量を求めると共に、これら各距離の変化量に基づく演算を行なう事により、上記無負荷運転状態での上記静止輪と上記回転輪との互いの位置関係を基準として、上記負荷運転状態でのこれら静止輪と回転輪との相対変位の量及び方向を求めるものである、
状態検出装置付回転支持装置に於いて、
上記制御器に予め記憶させた2種類の情報としてそれぞれ、上記被検出部の各位相個所毎に成立する複数のものを用意し、上記各センサの検出部と上記被検出部との間の距離の変化量を求める際に、上記他の種類の情報として負荷運転状態での出力信号のうち現時刻に対応する位相個所の強度を利用すると共に、上記2種類の情報としてそれぞれ上記他の種類の情報と位相が一致するものを利用する事を特徴とする状態検出装置付回転支持装置。
IPC (3件):
G01P3/487
, F16C41/00
, G01L5/00
FI (3件):
G01P3/487 Z
, F16C41/00
, G01L5/00 Z
Fターム (4件):
2F051AA01
, 2F051AA11
, 2F051AB05
, 2F051BA08
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