特許
J-GLOBAL ID:200903014573273296

排熱を利用した蒸気タービンによる発電設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-153988
公開番号(公開出願番号):特開平8-021209
出願日: 1994年07月06日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【構成】 蒸気タービン3から排出される排気蒸気を低圧復水器4により凝縮させて復水を得るとともに、この復水を排気蒸気の熱により吸収式ヒートポンプ8で昇温させて脱気器7に移送し、その脱気器7で蒸気タービン3からの抽気によりさらに加熱した後、ボイラ給水としてボイラ1に供給するようにしたものである。【効果】 排気蒸気の廃熱を吸収式ヒートポンプで回収して復水を昇温させるようにしたので、復水タンクから脱気器に送られる復水の温度が高くなっているため、蒸気タービンからの抽気により、脱気器で復水の温度を上昇させるのに必要な抽気量を減らすことができ、したがって抽気箇所以降の蒸気タービン内を流れる蒸気量が増えるので、発電量を増加させることができる。
請求項(抜粋):
ボイラで発生する蒸気を導いて発電機を駆動する蒸気タービンと、この蒸気タービンから排出される排気蒸気を排気蒸気取出管を介して導くとともに凝縮させる復水器と、この復水器で凝縮された復水を貯溜する排気復水タンクと、この排気復水タンクからの復水を復水移送管を介して導き貯溜する復水タンクと、この復水タンクで貯溜された復水を導くとともに蒸気タービンからの抽気を導き復水を加熱して脱気を行う脱気器と、この脱気器で加熱された復水をボイラ給水として上記ボイラに供給する給水管とを有する発電設備において、上記復水移送管の途中に吸収式ヒートポンプを設けるとともに、この吸収式ヒートポンプの廃熱回収対象の低温熱源として、上記排気蒸気取出管の途中から取り出された排気蒸気を使用するとともに、この吸収式ヒートポンプの低温熱源として使用された排気蒸気の凝縮水を排気復水タンクに導くように構成したことを特徴とする排熱を利用した蒸気タービンによる発電設備。
IPC (3件):
F01K 27/02 ,  F01K 7/44 ,  F25B 27/02

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