特許
J-GLOBAL ID:200903014574304500

多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-133824
公開番号(公開出願番号):特開2000-322980
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 各種電子機器に用いられる多方向操作スイッチに関し、押圧位置に対応したスイッチ接点を確実に接離させるものを提供することを目的とする。【解決手段】 複数組の固定接点11A,11Bを放射線状に配したスイッチ基板11上面に、それぞれの固定接点11A,11Bに対応した下面の押圧部18,19および上面の中央突起15、周辺突起16を備えた複数個の可動部14を一体に有する弾性材料製の駆動体12を載せ、各可動部14の下面に、上記両固定接点の中間で先端がスイッチ基板11に当接する支持部17を設けることにより、支持部17が支点となって押圧部18と19の動作をそれぞれ独立したものとすることができ、操作体22を押圧操作した時の押圧位置が多少ずれても、目的のスイッチ接点のみを確実に接離させるものを実現できる。
請求項(抜粋):
上方からの押圧により接離する複数組の中央スイッチ接点および周辺スイッチ接点が、上面の所定の中心から等間隔で等距離位置に放射線状に配設されたスイッチ基板と、このスイッチ基板上に厚肉の基台部が載せられると共に、上面の中央寄りに中央突起を周辺寄りに中央突起よりも所定の寸法だけ低い周辺突起を設けた略長方形で厚肉の可動部を備えて、この可動部の下面の中間位置に先端がスイッチ基板上に当接する支持部を、下面の両端位置に上記中央スイッチ接点および周辺スイッチ接点の一組と所定の間隔をあけて対向した押圧部をそれぞれ有し、外周から伸ばされた薄肉の略ドーム状の第一連結部で下方の基台部に連結された複数個の駆動部を有する弾性材料製の駆動体と、この駆動体の上面全体を覆い上記各駆動部の可動部と所定の間隔を有すると共に、外周下部の薄肉の略ドーム状の第二連結部で下方の厚肉の周縁部に連結され、この周縁部が上記駆動体の基台部上に載せられた弾性材料製の操作体からなる多方向操作スイッチ。

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