特許
J-GLOBAL ID:200903014576854320

ジルコニア-アルミナ複合セラミック材料およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-276651
公開番号(公開出願番号):特開2004-051481
出願日: 2003年07月18日
公開日(公表日): 2004年02月19日
要約:
【課題】優れた耐摩耗性および硬度に加えて、高い強度および靭性を備えたジルコニア-アルミナ複合セラミック材料を提供する。【解決手段】このセラミック材料は、安定化剤として10〜12モル%のセリアを含み、平均粒径が0.1〜1μmのジルコニア粒子でなる第1相と、平均粒径が0.1〜0.5μmのアルミナ粒子でなる第2相とで構成される。このセラミック材料中の第2相の含有量は、20〜60体積%である。複合セラミック材料中に分散される全アルミナ粒子の数に対するジルコニア粒子内に分散されるアルミナ粒子の数の比は、2%もしくはそれ以上、好ましくは4%もしくはそれ以上である。複合セラミック材料中に分散される全ジルコニア粒子の数に対するアルミナ粒子内に分散されるジルコニア粒子の数の比は、1%もしくはそれ以上である。
請求項(抜粋):
安定化剤として10〜12モル%のセリアを含み、90体積%もしくはそれ以上の正方晶ジルコニアで構成され、平均粒径が0.1〜1μmであるジルコニア粒子でなる第1相と、平均粒径が0.1〜0.5μmのアルミナ粒子でなる第2相とを含むジルコニア-アルミナ複合セラミック材料であって、前記複合セラミック材料中の第2相の含有量は20〜60体積%であり、前記アルミナ粒子は、前記複合セラミック材料中に分散される全アルミナ粒子の数に対するジルコニア粒子内に分散されるアルミナ粒子の数の比として定義される第1分散率が2%もしくはそれ以上となるようにジルコニア粒子内に分散され、前記ジルコニア粒子は、前記複合セラミック材料中に分散される全ジルコニア粒子の数に対するアルミナ粒子内に分散されるジルコニア粒子の数の比として定義される第2分散率が1%もしくはそれ以上となるようにアルミナ粒子内に分散されてなることを特徴とするジルコニア-アルミナ複合セラミック材料。
IPC (2件):
C04B35/48 ,  C04B35/10
FI (2件):
C04B35/48 C ,  C04B35/10 E
Fターム (24件):
4G030AA14 ,  4G030AA16 ,  4G030AA17 ,  4G030AA36 ,  4G030BA20 ,  4G030CA04 ,  4G030GA03 ,  4G030GA04 ,  4G030GA08 ,  4G030GA11 ,  4G030GA22 ,  4G030GA25 ,  4G030GA27 ,  4G031AA07 ,  4G031AA11 ,  4G031AA12 ,  4G031AA29 ,  4G031BA20 ,  4G031CA04 ,  4G031GA01 ,  4G031GA05 ,  4G031GA06 ,  4G031GA09 ,  4G031GA11
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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