特許
J-GLOBAL ID:200903014577691300

直交振幅変調波の搬送波再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-182413
公開番号(公開出願番号):特開平6-030072
出願日: 1992年07月09日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】すべての入力シンボルに応じて搬送波再生制御を行うことができ、位相引き込み特性や位相ジッタ特性を向上する。【構成】複素乗算器27は、直交振幅変調波入力に直交位相関係を有する再生キャリアを乗算し直交検波出力を得、位相及び振幅検波器28は、直交検波出力に位相及び振幅検波を施して位相情報と振幅情報を得、シンボル推定回路31は位相情報と振幅情報とから入力変調波のシンボルを推定し、位相誤差検出回路103は推定したシンボルの理想位相と実際の位相情報との位相誤差を検出し、この位相誤差により再生キャリアの発振周波数を制御する。判定回路44は、位相及び振幅情報からQPSKのシンボルを判定し、この時の前記位相誤差信号をホールド回路41にホールドさせて、シンボル推定回路31の位相基準軸を補正するための信号をLPF42、スイッチ43を通して生成している。
請求項(抜粋):
直交振幅変調波入力に対して、直交位相関係を有する再生キャリアを乗算することにより直交検波出力を得る検波手段と、前記直交検波出力に位相及び振幅検波を施して位相情報と振幅情報を得る位相及び振幅情報取得手段と、前記位相及び振幅情報取得手段で得られた前記位相情報と振幅情報とから前記変調波入力の全シンボルを推定するシンボル推定手段と、前記シンボル推定手段が推定したシンボルの理想の位相情報と実際の受信シンボルの前記位相情報との位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、前記位相誤差により前記再生キャリアの発振周波数を制御する手段と、前記位相及び振幅情報取得手段で得られた前記位相情報と振幅情報とから特定の位相のシンボルの到来を判定する判定手段と、前記判定手段が前記特定位相のシンボルの到来を判定したときに前記位相誤差検出手段から得られる前記位相誤差をホールドして、前記シンボル推定手段の判定基準となる基準軸の位相を修正する手段とを備えたことを特徴とする直交振幅変調波の搬送波再生回路。

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