特許
J-GLOBAL ID:200903014577955618
波形保持器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330609
公開番号(公開出願番号):特開平7-190068
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】収容保持する玉との相対的な径方向がたつき量を可及的に小さくできるようにしながら、使用対象となる玉軸受の内輪の軌道面の加工誤差に伴って玉群との相対位置が径方向にずれたときでも径方向がたつき量を一定に維持できるようにすること。【構成】二枚の波形環状板6、7を軸方向に掌合結合した波形保持器5において、第1波形環状板6の膨出部6aの外周縁と玉4との間の径方向隙間S1および第2波形環状板7の膨出部7aの内周縁と玉4との間の径方向隙間S3が、それぞれ、第1波形環状板6の膨出部6aの内周縁と玉4との間の径方向隙間S2および第2波形環状板7の膨出部7aの外周縁と玉4との間の径方向隙間S4よりも可及的に小さく設定されている。
請求項(抜粋):
円周数箇所に玉収容用の膨出部が設けられた二枚の波形環状板を軸方向で掌合結合したもので、複数の玉を径方向内外へ抜け出ないように収容保持するとともに、玉軸受に組み込まれた状態で玉の転動に伴い回転案内される構成の波形保持器であって、一方の波形環状板の膨出部の外周縁とここに収容される玉との間の径方向隙間および他方の波形環状板の膨出部の内周縁とここに収容される玉との間の径方向隙間が、それぞれ、一方の波形環状板の膨出部の内周縁とここに収容される玉との間の径方向隙間および他方の波形環状板の膨出部の外周縁とここに収容される玉との間の径方向隙間よりも可及的に小さく設定されている、ことを特徴とする波形保持器。
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