特許
J-GLOBAL ID:200903014592325965

縫製装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-303699
公開番号(公開出願番号):特開平8-155162
出願日: 1994年12月07日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 外周が縁かがりされた四隅が円弧状の丸ハンカチと四隅が角とされた角ハンカチとを形成することができる縫製装置を提供する。【構成】 支持テーブル3の後部にミシン4を取付ける。支持テーブル3上に載置される布押え板22の四隅を円弧とし、その円弧の中心にコーナーピン24aを設け、そのコーナーピン24a間に中間ピン24bと、中央にセンターピンとを設ける。布押え板22で押えられた布地Aをミシン4に対して移動させる布送り装置を設ける。ミシン針の一側に臨む位置と、その位置からミシンに対する布地の後退送り方向に退避した位置のいずれかに位置設定可能な支点ブロック77を設ける。布押え板22で押えられた布地Aを布送り装置の作動によりミシン4に対して前進送りさせる動作と布押え板22を後退動させてコーナーピン24aを中心に布地Aを90°回転させる動作とを交互に繰り返して布地Aの周縁部を切断しつつ縁かがりし、支点ブロック77の位置設定によって丸ハンカチと角ハンカチのいずれかを形成する。
請求項(抜粋):
切断装置を有する縁かがり用のミシンと、そのミシンのテーブルと同一高さに保持された支持テーブルと、その支持テーブル上に載置された布地を押え、四隅に形成された円弧状コーナーの曲率中心にコーナーピンが設けられ、そのコーナーピンの2等分位置に中間ピンと、中央にセンターピンが取付けられた布押え板と、ミシンの布送り方向に往復動される往復台を有し、その往復台に布押え板の対向位置の中間ピンを着脱自在に保持する一対のピン保持具と、センターピンに対して係合可能なセンターガイドとを昇降自在に取付け、上記一対のピン保持具が中間ピンを保持する状態で往復台を移動させて布押え板をミシンの布送り方向に移動させる布送り装置と、ミシン針の一側に臨む位置と、その位置からミシンの後退送り方向に所定量退避した位置のいずれかの位置に位置設定されるブロック昇降用シリンダを有し、そのシリンダによって昇降動される支点ブロックの下面に前記コーナーピンが挿入可能なピン孔が形成されたピン保持機構とから成り、前記ピン保持機構がコーナーピンを保持し、センターガイドがセンターピンに係合する状態で往復台を移動させてコーナーピンを中心に布押え板を回動させるようにした縫製装置。

前のページに戻る