特許
J-GLOBAL ID:200903014593249324

トンネル支保工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130050
公開番号(公開出願番号):特開平9-310588
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 作業環境の悪化や地盤の特性変化を伴うことなく、高強度のライニング層を経済的に得ること。【解決手段】 焼結材料16の充填が終了すると、電極棒18の設置が行われ、電極棒18は、型枠12の各部12a〜12cを貫通するようにして設置される。電極棒18の設置が終了すると、隣接する電極棒18間に大電流を供給する。電極棒18間に大電流を供給すると、大きなジュール熱が発生し、短時間に電極棒18間に存在する焼結材料16が、1000°C以上の温度に発熱する。焼結材料16このような高温になると、材料16中に含まれている珪素成分が溶融する。珪素成分が溶融した状態で、電極棒18への電流の供給を停止するとともに、これを型枠12から抜き出す。電極棒18への電流の供給を停止すると、溶融した部分は、徐々に冷却され、冷却が終了すると、焼結材料16は、焼結体20に変換される。
請求項(抜粋):
掘削されたトンネル内壁面の内側に、所定の空間部を設けて、型枠を環状に設置し、前記空間部内に土砂などの焼結材料を充填した後に、前記焼結材料を発熱,溶融,冷却させて、環状の焼結体に変換して、トンネルライニング層とすることを特徴とするトンネル支保工法。

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