特許
J-GLOBAL ID:200903014594191176

DNAの特定塩基配列の検出方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-040556
公開番号(公開出願番号):特開平7-227299
出願日: 1994年02月14日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 DNAに化学物質をラベルする操作を不要にして、簡便に特定塩基配列を検出できるようにする。【構成】 検出しようとするDNAの特定塩基配列を有する単鎖DNA70を含む溶液に正電荷金コロイド72を混合してDNAプローブ74を作成する。温調セル78に検体DNA76とDNAプローブ74を入れ、90〜95°Cに昇温して検体DNAを解裂させ、その後、徐々に温度を下げて37〜70°Cで数分〜1時間インキュベーションを行なう。このとき、検体DNA76にDNAプローブ74の単鎖DNAに対応した塩基配列が含まれている場合は、検体DNA76の単鎖DNA76aとDNAプローブ74の単鎖DNAとがハイブリダイゼーションを起こしてDNAプローブに二本鎖DNAが形成される。
請求項(抜粋):
検出しようとするDNAの特徴的な塩基配列を有する単鎖DNAに貴金属コロイド粒子をラベルしたものをDNAプローブとし、被測定DNAを昇温により単鎖DNAに解裂させる工程、その解裂工程の前又は後で前記DNAプローブを被測定DNAと混合する工程、解裂した被測定DNAとDNAプローブとの混合溶液の温度を下げてDNAプローブの単鎖DNAをそれと相補的な塩基配列を含む被測定DNAの単鎖DNAと結合させるハイブリダイゼーション工程、及びその後前記コロイドに励起光を照射して発生したラマン散乱光を測定する工程を含み、被測定DNAに存在するプローブDNAに対応した塩基配列を検出する検出方法。
IPC (2件):
C12Q 1/68 ,  G01N 21/65

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