特許
J-GLOBAL ID:200903014598726902

方向性珪素鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049269
公開番号(公開出願番号):特開平8-225842
出願日: 1995年02月15日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 方向性電磁鋼板を1回冷延法で安定して安価に製造する。【構成】 C:0.020%以下、AlNおよびMnS(Se)、Bi、Cuを主インヒビター成分とし、さらにP、Sn、B等を適宜含有した方向性電磁鋼スラブを粗圧延、仕上げ圧延を経て熱延板とした後、1回の冷間圧延を経て仕上げ厚みとする。次いで脱炭焼鈍、二次加熱、窒化処理工程を経て焼鈍分離材を塗布後二次再結晶焼鈍を行なう。この場合一次再結晶焼鈍後の結晶平均粒径を限定する。【効果】 方向性電磁鋼板を通常の熱延条件で(高温スラブ加熱不要)、1回冷延工程で製造できる。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.020%以下、Si:2.0〜4.5%、酸可溶性Al:0.010〜0.080%、N:0.001〜0.020%、Bi:0.005〜0.15%、S、Seの一方または両方:0.0080〜0.040%、Cu:0.01〜1%、Mn:0.01〜0.5%を含み、さらにP:0.001〜0.15%、Sn:0.001〜0.3%、Sb:0.001〜0.15%、Pb:0.001〜0.15%、B:0.0010〜0.1%の範囲でこれらの1種または2種以上含有し、残部はFeおよび不可避的不純物である珪素鋼スラブを、1000°Cから1250°Cの温度域で粗圧延を開始し、引き続き仕上げ圧延を行なったのち、一次再結晶焼鈍前の冷延率が75%以上95%以下とした冷延板を850°C以上1000°C以下の温度で1秒以上300秒以下加熱後、全窒素量が50ppm以上200ppmの範囲に入るように必要に応じて調整した後、焼鈍分離剤を塗布し、仕上焼鈍を施すことを特徴とする方向性珪素鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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