特許
J-GLOBAL ID:200903014600271128

暫定血圧値表示機能を備えた自動血圧測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092128
公開番号(公開出願番号):特開平10-276994
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 一層早期に最高血圧値を知ることができる暫定血圧値表示機能を備えた自動血圧測定装置を提供する。【解決手段】 カフ10の圧迫圧力PC が徐々に下降させられるに先立つそのカフ10の急速昇圧過程で、末梢側脈波消滅判定手段82において、推定血圧値決定手段78により予め設定された関係から脈波伝播速度情報算出手段74により算出された脈波伝播速度情報に基づいて決定された推定最高血圧値EBPSYS にカフの圧迫圧力が到達したときに、光電脈波検出プローブ38により検出された脈波が消滅したか否かが判定され、その末梢側脈波消滅判定手段82により脈波が消滅したことが判定された場合には、暫定血圧値表示手段84によって、推定血圧値決定手段78により決定された推定最高血圧値EBPSYS が、血圧測定手段70により測定される血圧値の表示に先立って表示される。
請求項(抜粋):
生体に装着されたカフの圧迫圧力が徐々に下降させられる過程で発生する脈拍同期波の変化に基づいて生体の血圧値を測定する血圧測定手段を備え、該血圧測定手段による血圧値の測定完了前に暫定血圧値を表示する暫定血圧値表示装置機能を備えた自動血圧測定装置であって、前記生体の前記カフよりも末梢側部位に装着されて動脈内の脈波を検出する末梢側脈波センサと、前記生体の脈波伝播に関連する脈波伝播速度情報を算出する脈波伝播速度情報算出手段と、前記生体に関する血圧値と脈波伝播速度情報との間の予め設定された関係から、該脈波伝播速度情報算出手段により算出された脈波伝播速度情報に基づいて推定最高血圧値を決定する推定血圧値決定手段と、前記カフの圧迫圧力が徐々に下降させられるに先立つ該カフの圧迫圧力の上昇過程で、該圧迫圧力が前記推定最高血圧値に到達したときに、前記末梢側脈波センサにより検出された脈波が消滅したか否かを判定する末梢側脈波消滅判定手段と、該末梢側脈波消滅判定手段により脈波が消滅したことが判定された場合には、前記推定血圧値決定手段により決定された推定最高血圧値を、前記血圧測定手段により測定された血圧値の表示に先立って表示する暫定血圧値表示手段とを、含むことを特徴とする暫定血圧値表示機能を備えた自動血圧測定装置。
FI (2件):
A61B 5/02 337 E ,  A61B 5/02 332 H

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