特許
J-GLOBAL ID:200903014601637002

オルダム継手をもったレジューサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-136679
公開番号(公開出願番号):特開平10-054422
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 操作性及び組立性を向上するようにオルダム継手及び逆止め装置をレジューサ内に実際に一体化させることを目的とする。【解決手段】 減速ステージの可動出力部材が第1の円筒ベル形の部材7からなり、第2の円筒ベル形の部材10が第1の円筒ベル形の部材内に嵌合され、オルダム継手のオルダムクロスが第1及び第2の円筒ベル形の部材内に配置され、さらに、逆止め装置は該第1の円筒ベル形の部材7を取り囲むヘリカルスプリング9からなり、第1及び第2の円筒ベル形の部材は円筒ケーシング1内に配置され、第1及び第2の円筒ベル形の部材並びにオルダム継手の出力部材16がケーシング内に保持リング17によって軸線方向に保持されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
逆止め装置(1、7、9、10)と、オルダム継手(14)と、円筒ケーシング(1)内に着座した少なくとも1つの遊星減速ステージ(3〜6)とを備えたレジューサにおいて、最後の減速ステージの可動出力部材が第1の円筒ベル形の部材(7)からなり、該第1の円筒ベル形の部材の円筒壁が中断部(8)を有し且つ該第1の円筒ベル形の部材内には第2の円筒ベル形の部材(10)が嵌合され、該第2の円筒ベル形の部材は、外側には該第2の円筒ベル形の部材を回転駆動するために該中断部(8)内に係合する半径方向の突出部分(12)を有し、且つ内側にはオルダムクロス(14)の一方の側と係合する直径方向の溝(13)を有し、該オルダムクロスが該第1及び第2の円筒ベル形の部材(7、10)内に完全に着座しており、さらに、該逆止め装置は該第1の円筒ベル形の部材(7)を取り囲み且つその端部(9a、9b)が該中断部(8)の縁部の各々に取り付けられたヘリカルスプリング(9)からなり、さらに、該第1及び第2の円筒ベル形の部材(7、10)は該レジューサの該円筒ケーシング(1)内に配置され、該第1及び第2の円筒ベル形の部材並びにオルダム継手の出力部材(16)が該ケーシング内に該ケーシングの端部に保持された保持リング(17)によって軸線方向に保持され、逆止めブレーキ作用が該ヘリカルスプリング(9)の該ケーシングに対する当接によって行われることを特徴とするレジューサ。

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