特許
J-GLOBAL ID:200903014605043590
ブレーキ付電磁クラッチ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 武夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-130323
公開番号(公開出願番号):特開2000-320590
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 クラッチのON、OFF時に構成部品の集積誤差による隙間を生じて、応答性が劣化するのを解消し、また集積誤差を従来のシムにより調整することを不必要にする。【解決手段】 カラー51a、51bを介して被動軸と共に回転するハブ56の円板部56bの内方側面にコイルボビン58とスプライン係合するブレーキリング60を、反対側面にブレーキアーマチュア61に固定されたリング状板ばね62を配して、クラッチのON、OFF時に構成部品の集積誤差による隙間を生じない構造にする。
請求項(抜粋):
被動軸(50)の一方の軸端部分のほぼ中央の部分まで延在し中間で厚さが減少する第1のカラー(51a)と、被動軸(50)の他方の軸端部分のほぼ中央の部分まで延在し中間で厚さが減少する第2のカラー(51b)とを有し、 前記両者の厚さの減少する部分を重ね合わせ被動軸(50)の外周に一体に固定されたカラー(51)と、前記第1のカラー(51a)と第2のカラー(51b)との中間に挟まれロータ(52)と共に回転するハブの円板部(56b)の内方の側面に、 内周がコイルボビン(58)とスプライン係合するブレーキリング(60)と、前記円板部の反対側面にブレーキアーマチュア(61)に固定されたリング状の板ばね(62)とを有して、クラッチOFF時には前記板ばね(62)の弾性により、 前記ブレーキリング(60)が、前記ハブの円板部(56b)と前記ブレーキアーマチュア(61)とに固定された非磁性ガイドリング(63)との間に挟持され、摩擦力により前記のハブの円板部(56b)にブレーキ作用を与え、クラッチON時には、 磁極体となる前記ステータ(59)、前記ブレーキアーマチュア(61)、ハブ(56)、ロータ(52)と、クラッチアーマチュア(55)とを通る磁束の作用により前記板ばね(62)の弾性に抗して挟持された前記ブレーキリング(60)を解放し、前記のクラッチアーマチュア(55)は、 磁束により前記ロータ(52)に吸着されて通常のクラッチ機能を果し、ボス(53)に固着されたギヤ(54)の回転は、前記のボス(53)、クラッチアーマチュア(55)、ロータ(52)および前記第1と第2のカラー(51a)、(51b)とを介して被動軸(50)に伝動されることを特徴とするブレーキ付電磁クラッチ。
Fターム (19件):
3J058AA43
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA58
, 3J058AA78
, 3J058AA88
, 3J058AB33
, 3J058BA03
, 3J058BA04
, 3J058BA07
, 3J058BA64
, 3J058BA67
, 3J058CB17
, 3J058CB24
, 3J058CC07
, 3J058CC13
, 3J058CC72
, 3J058CC77
, 3J058FA47
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