特許
J-GLOBAL ID:200903014609948406

優先順位判別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松崎 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-003499
公開番号(公開出願番号):特開平7-210446
出願日: 1994年01月18日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 入出力装置(I/O)からメモリまたはメモリからI/Oへのデータ転送時に、どのI/Oとメモリ間でデータを転送するかを決定するための、予め決められた優先順位を変えられるようにし、融通性を向上させる。【構成】 一時格納バッファ41からの出力にもとづき予め決められた優先順位により、メモリ・インターフェース42の使用権を与える優先順位判別回路44Bに対し、残りのデータ転送数が少なくなった一時格納バッファ41からの出力だけを通過させ、他の出力をマスクするマスク回路44Aを設けることで、決められた優先順位が低いためにデータ転送ができなくなる不都合を回避する。
請求項(抜粋):
複数の入出力装置(I/O)と共通メモリとの間に、各I/Oとのインターフェースを司る複数のI/Oインターフェースおよび共通メモリとのインターフェースを司るメモリ・インターフェースを設けるとともに、各I/Oインターフェースとメモリ・インターフェースとの間にはそれぞれバッファメモリを設け、各I/Oから共通メモリまたは共通メモリから各I/Oに対しデータを転送するに当たり、どのI/Oインターフェースに対応するバッファメモリとメモリ・インターフェース間でデータ転送するかを決定する優先順位判別装置であって、前記メモリ・インターフェースと各I/O対応のバッファメモリとのデータ転送のうち、I/Oからメモリへデータを転送するときは、I/Oからバッファメモリに転送され共通メモリへは出力されていないデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求度と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・インターフェースの使用優先順位とにより、これに対し、メモリからI/Oへデータを転送するときは、メモリからバッファメモリに格納可能なデータ数にもとづき決定されるデータ転送要求度と、予め設定されている各バッファメモリのメモリ・インターフェースの使用優先順位とにより、それぞれ使用優先順位を判定する優先順位判定手段を少なくとも有し、各I/Oに対応するバッファメモリからのデータ転送要求度が同じならば、メモリ・インターフェース使用優先順位の高いバッファメモリとデータ転送を行なうと決定し、メモリ・インターフェースの使用優先順位が低くても、データ転送要求度の高いバッファメモリがあるときは、データ転送要求度の高いバッファメモリとデータ転送を行なうように決定する優先順位判別装置において、所定I/Oに対する残りのデータ転送数が或る値より少なくなったときは、そのI/Oに対するデータ転送が終了するまで、他のI/Oに対応するバッファメモリからの転送要求を全てマスクするマスク手段を設けたことを特徴とする優先順位判別装置。

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