特許
J-GLOBAL ID:200903014615603399

光位相差検出式の物体検知センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-006729
公開番号(公開出願番号):特開2009-168605
出願日: 2008年01月16日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】受光素子に受光される光が過小もしくは過大である場合でも、正確に物体の有無を検知することができる光位相差検出式の物体検知センサを提供する。【解決手段】第1の周期ごとに受光信号71c〜77cの振幅を測定すると共に、第2の周期ごとに上記振幅に関する平均値AA1〜AA7を算出する振幅平均値算出手段18aと、第1の周期ごとに投光信号50b〜57bと受光信号70b〜77bとの位相差を測定すると共に、第3の周期ごとに上記位相差に関する平均値PA1〜PA7を算出する位相差平均値算出手段18bと、振幅平均値AA1〜AA7と振幅参照値AR1〜AR7との差が第1の範囲外にある場合と、そうでない場合であって位相差平均値PA1〜PA7と位相差参照値PR1〜PR7との差が第2の範囲外にある場合とにおいて、検知領域内に物体が有ると判定する判定手段18eと、を含むようにした。【選択図】図4
請求項(抜粋):
検知領域の一端に設置され、その検知領域における物体の有無を検知するセンサであって、 第1の周期ごとに生成される所定数の投光パルスを含む第1の投光信号に基づき、前記検知領域に向けて検出光を投光する第1の投光素子と、 前記検出光の前記検知領域からの反射光を受光して第1の受光信号を生成する受光素子と、 前記第1の周期ごとに前記第1の受光信号の振幅を測定すると共に、前記第1の周期の自然数倍からなる第2の周期ごとに前記振幅に関する平均値を算出する振幅平均値算出手段と、 前記検出光の前記検知領域の他端からの反射光を前記受光素子が受光したときに算出されるべき前記振幅に関する平均値を、振幅参照値として予め記憶した第1の記憶手段と 前記第1の周期ごとに前記第1の投光信号と前記第1の受光信号との第1の位相差を測定すると共に、前記第1の周期の自然数倍からなる第3の周期ごとに前記第1の位相差に関する平均値を算出する位相差平均値算出手段と、 前記検出光の前記検知領域の他端からの反射光を前記受光素子が受光したときに算出されるべき前記第1の位相差に関する平均値を、位相差参照値として予め記憶した第2の記憶手段と、 前記振幅に関する平均値と前記振幅参照値との差が第1の範囲外にある場合と、そうでない場合であって前記第1の位相差に関する平均値と前記位相差参照値との差が第2の範囲外にある場合とにおいて、前記検知領域内に物体が有ると判定する判定手段と、 を含んでなることを特徴とする光位相差検出式の物体検知センサ。
IPC (4件):
G01V 8/12 ,  G01V 8/20 ,  G01S 17/88 ,  G01S 17/36
FI (4件):
G01V9/04 J ,  G01V9/04 R ,  G01S17/88 ,  G01S17/36
Fターム (12件):
5J084AA02 ,  5J084AB01 ,  5J084AB07 ,  5J084AD02 ,  5J084BA05 ,  5J084BA31 ,  5J084CA03 ,  5J084CA24 ,  5J084CA42 ,  5J084CA70 ,  5J084EA01 ,  5J084EA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 安全センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-142566   出願人:北陽電機株式会社

前のページに戻る