特許
J-GLOBAL ID:200903014622771329

電気集塵機の電力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147064
公開番号(公開出願番号):特開平6-328006
出願日: 1993年05月26日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】電気集塵機の捕集性能を向上すると共に省エネになる電気集塵機の電力制御方法を提供する。【構成】パルス電圧発生回路12で発生するパルス電圧は、結合コンデンサ14により直流ベース電圧発生回路10で発生する直流ベース電圧に重畳され、電気集塵機20の放電極に印加される。同時に、測定回路16で印加電圧と放電電流が測定されて演算器17に入力される。演算器17では、測定回路16で測定された印加電圧と放電電流から放電特性曲線が求められると共に、その放電特性曲線の傾きが算出され、予め入力されている正常時の放電特性曲線の基準傾きとが比較される。そして、前記傾きが前記基準傾きより大きい場合は逆電離現象時であると判断して、演算器からの指示によりゲート制御回路18で第1の交流電源回路の電圧が小さくなるように制御し、高電圧電源装置から電気集塵機20に供給する供給電力を減少させて放電電流値を0.05mA/m2 にする。
請求項(抜粋):
直流ベース電圧にパルス電圧を重畳したパルス荷電方式の高電圧を、電気集塵機の放電極と集塵極との間に印加する電気集塵機の電力制御方法に於いて、前記放電極と前記集塵極の間に印加される印加電圧及び放電電流から放電特性曲線を求め、前記放電特性曲線の前記印加電圧の電圧変化に対する前記放電電流の電流変化から前記放電特性曲線の傾きを算出し、前記算出した傾きと予め求めた逆電離現象時又は非逆電離現象時の放電特性曲線のうち少なくとも一方の放電特性曲線の基準傾きとを比較して前記傾きが逆電離現象時か非逆電離現象時かを判定し、前記判定した判定結果に基づいて前記放電電流の大小を制御するようにしたことを特徴とする電気集塵機の電力制御方法。

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