特許
J-GLOBAL ID:200903014624586146

高分子量ポリマー材料を含むPTC導電性ポリマー組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-535852
公開番号(公開出願番号):特表2000-504357
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】PTC挙動を示す導電性ポリマー組成物およびこの組成物の作製方法が開示される。本発明の組成物は、微粒子導電性フィラーおよびポリマー性部分を含む。上記ポリマー性部分は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)のような体積膨張制御高分子量ポリマーを含み、これは、加熱時に、溶融に耐え、そして本発明の組成物の体積増加を生じるが、本発明の組成物内で、最少のマイグレーションをする。上記高分子量ポリマーは、好ましくは、少なくとも200×10-6/°Cの線熱膨張係数を有する。上記ポリマー性部分はまた、溶融押出し可能なポリオレフィンマトリックスを含み、この中に、上記導電性フィラーおよび上記高分子量ポリマーが分散される。上記高分子量ポリマーは、最終組成物が押出し可能であるようにする量で存在する。新規な本発明の組成物を利用するPTCエレメントと少なくとも2つの電極とを含む電気デバイスもまた開示される。得られる材料は、スイッチデバイス、自己制御式ヒーター、EMI、ESD、ユーティリティー、および電気通信部品に適用可能である。
請求項(抜粋):
以下を含むPTC導電性ポリマー組成物: 溶融押出し可能なポリオレフィンマトリックス、 少なくとも200×10-6/°Cの線熱膨張係数により特徴付けられる溶融耐性の体積膨張制御ポリマーであって、該体積膨張制御ポリマーは、該組成物の加熱時に最少のマイグレーションを伴う体積膨張を示し、該体積膨張制御ポリマーは、ポリオレフィンマトリックス内に分散するが、該ポリオレフィンマトリックスの押出し性を妨げないように、総ポリマー性部分の多くとも50重量%の量で存在する、体積膨張制御ポリマー、 PTC導電性粒子のみを含む微粒子導電性フィラーであって、ポリオレフィンマトリックス内に該体積膨張制御ポリマーと共に分散されるが、しかし別個に分散される、微粒子導電性フィラー。
IPC (3件):
C08L 23/00 ,  C08K 3/00 ,  C08L101/16
FI (3件):
C08L 23/00 ,  C08K 3/00 ,  C08L101/00

前のページに戻る