特許
J-GLOBAL ID:200903014632628257

多重通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 純之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-323643
公開番号(公開出願番号):特開平7-183907
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】ネットワーク上のノードを増設した場合でも記憶手段の増設や制御ソフトウエア等の変更を必要としない多重通信装置を提供する。【構成】メモリ110内に、親局101からの送信データを記憶する第1の記憶領域と、低速多重通信ネットワーク105上の子局104からのデータを1局分記憶する第2の記憶領域とを設け、高速多重通信ネットワーク103上の親局が低速多重通信ネットワーク上の子局に対しての送信データを高速側の伝送線上に出力した場合、両ネットワーク間に設けられた伝送速度変換装置106が、このデータをメモリ110の第1の記憶領域に記憶し、受信完了後、第1の記憶領域に記憶された親局の送信データを低速側の伝送線上に出力し、かつ記憶手段の第2の記憶領域に記憶されたデータを高速側の伝送線上に出力し、さらに子局の返信データを記憶手段の第2の記憶領域に記憶するように構成した。
請求項(抜粋):
1つ以上の親局と、上記親局の送信に対して返信を行なう複数の第1の子局と、該親局と該子局群とを結ぶ通信媒体である伝送線とから構成される第1の多重通信ネットワークと、複数の第2の子局と、該子局間を結ぶ伝送線とから構成され、上記第1の多重通信ネットワークよりも遅い伝送速度で通信を行なう第2の多重通信ネットワークと、上記第1の多重通信ネットワークの伝送線と上記第2の多重通信ネットワークの伝送線との間に接続された伝送速度変換装置と、によって構成され、上記第1の多重通信ネットワークの伝送線を介して行なわれる上記親局の送信に対して上記伝送速度変換装置が返信を行い、上記第2の多重通信ネットワークの伝送線を介して行なわれる上記伝送速度変換装置の送信に対して上記第2の子局群が返信を行なうように構成された多重通信装置において、上記伝送速度変換装置は、上記親局からの送信データを記憶する第1の記憶領域と、上記第2の多重通信ネットワーク上の子局からのデータを少なくとも1局分記憶する第2の記憶領域とを有する記憶手段を備え、かつ、該伝送速度変換装置は、上記親局が上記第2の多重通信ネットワーク上の子局に対するデータを上記第1の多重通信ネットワークの伝送線上に出力した際に、上記送信データを上記記憶手段の上記第1の記憶領域に記憶し、上記送信データの受信完了後、上記第1の記憶領域に記憶されているデータを上記第2の多重通信ネットワークの伝送線上に指定された伝送速度で出力すると共に、上記記憶手段の第2の記憶領域に記憶されているデータを上記第1の多重通信ネットワークの伝送線上に指定された伝送速度で出力し、かつ上記親局からの送信に対する上記第2の多重通信ネットワーク上の子局からの返信データを上記記憶手段の第2の記憶領域に記憶する、ように構成したことを特徴とする多重通信装置。
IPC (2件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28

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