特許
J-GLOBAL ID:200903014636457198
気泡カラムによる微小藻類の脱水方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-528813
公開番号(公開出願番号):特表2001-507225
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】藻類の水性懸濁液を、水性懸濁液から分離することができる、気泡及び吸着された藻類細胞の泡沫を生じさせるために、気泡カラム又は改良気泡カラムの中に導入する、微小藻類の水性懸濁液の脱水方法が開示される。一つの有利な態様に於いて、気泡カラムは、それらの夫々が、各ループ流ゾーンをライザー及びダウンカマーに分割するための、カラム内に同心的に設置されたドラフト管によって規定されている3個のループ流ゾーンを有する、多段ループ流浮遊カラムである。気体及び塩水の微細な気泡は、ライザー内で並流上方フロー状態であり、ダウンカマー内で並流下方フロー状態である。ダウンカマー内に於けるよりも高い気体ホールドアップがライザー内で促進され、それによって塩水をループ流内で、ライザーを通して上方に且つダウンカマーを通して下方に循環させる。隣接するループ流ゾーンの間の液体連通は実質的に排除される。水性懸濁液から分離することができる、藻類が富化した泡沫が生じる。本発明の方法は、Dunaliella salinaからの混合カロテノイドの回収での用途を有する。
請求項(抜粋):
a)その供給源から藻類の水性懸濁液を得る工程、 b)藻類細胞を破裂させる工程、 c)この水性懸濁液を、その中での下方重力フローのために泡沫浮遊カラムの中に導入する工程、 d)この水性懸濁液との緊密接触状態で、水性懸濁液をと真の(met)向流フローで通過させるために、気体の微細な気泡を発生させる工程、 e)藻類細胞を気泡の上に吸着させて、気泡及び藻類凝集体を形成させる工程並びに f)気泡及び藻類凝集体の泡沫を形成させる工程を含んでなる、微小藻類の水性懸濁液の脱水方法。
IPC (6件):
C12P 23/00
, C02F 1/24
, C12M 1/33
, C12N 1/06
, C12N 1/12
, C12R 1:89
FI (5件):
C12P 23/00
, C02F 1/24 Z
, C12M 1/33
, C12N 1/06
, C12N 1/12 C
引用文献:
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