特許
J-GLOBAL ID:200903014636888822

金属管の抽伸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325862
公開番号(公開出願番号):特開平9-164421
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 金属管に熱処理及び抽伸加工を連続して施す場合であっても、金属管の内面が変色することを防止することができると共に、金属管の腐食を防止することができる金属管の抽伸方法を提供する。【解決手段】不活性ガスが充填されている金属管1bを電磁誘導加熱により焼鈍する加熱室(IH)6に通した後、冷却室5にて冷却し、この熱処理が施された金属管1cを、更にダイス2及び抽伸プラグ3により抽伸して金属管1dを得る。このときの抽伸加工における抽伸プラグ3には、抽伸方向に穿設され金属管1c内と金属管1d内とを連通する貫通孔4が設けられており、金属管1b内における潤滑油が加熱室(IH)6内において気化して不活性ガスに混入し、冷却室5内の金属管1b内において前記潤滑油が再凝縮するものの、この前記潤滑油が再凝縮する前に前記潤滑油が混入している不活性ガスを貫通孔4を介して排出する。
請求項(抜粋):
不活性ガス又は還元性ガスが充填されている金属管を加熱炉に通して連続的に熱処理した後、前記金属管内に抽伸プラグを配置して抽伸する金属管の抽伸方法において、前記抽伸プラグには、抽伸方向に穿設され抽伸前後の金属管内を連通する貫通孔が設けられており、前記熱処理の加熱により前記金属管内の潤滑油が気化して前記不活性ガス又は還元性ガスに混入し、前記熱処理の冷却により前記潤滑油が再凝縮する前に、前記貫通孔を介して前記潤滑油が混入された不活性ガス又は還元性ガスを抽伸方向に排出することを特徴とする金属管の抽伸方法。
IPC (4件):
B21C 1/24 ,  B21C 3/16 ,  B21C 9/00 ,  C21D 9/08
FI (5件):
B21C 1/24 ,  B21C 3/16 A ,  B21C 9/00 A ,  B21C 9/00 M ,  C21D 9/08 H

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