特許
J-GLOBAL ID:200903014636889420

サーボモータドライブ油圧ポンプの流量・圧力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-006775
公開番号(公開出願番号):特開平5-196001
出願日: 1992年01月17日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 制御切換時にハンチング現象が発生せず、各補償要素のゲインも最適に選択できるようにし、動特性を損なうことなく静的な制御精度も向上させる。【構成】 油圧ポンプ21の回転数を制御するサーボモータ22を増幅器23の出力電流によって駆動する。その油圧ポンプ21の吐出量と吐出圧力を検出し、流量指令値Qcと流量検出値Qf/b との偏差ΔQを第1の補償要素33を介して増幅器23に入力させて流量制御を行なう第1の閉ループ系と、圧力指令値Pcと圧力検出値Pf/b との偏差ΔPを第2の補償要素34を介して増幅器23に入力させて圧力制御を行なう第2の閉ループ系とを形成すると共に、制御系切換回路35によって、第1の補償要素33の出力Qsと第2の補償要素34の出力Psのうち値が小さい方の出力のみを増幅器23に入力させるようにして流量制御と圧力制御を切り換える。
請求項(抜粋):
油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動し、その1回転当たりの吐出量を基準として該ポンプの回転数を制御してその吐出量を制御するサーボモータと、該サーボモータを駆動する増幅器と、前記サーボモータの回転数の検出によって油圧ポンプの吐出流量を検出する流量検出手段と、前記油圧ポンプの吐出圧力を検出する圧力検出手段とを備え、流量指令値と前記流量検出手段による吐出量検出値との偏差を第1の補償要素を介して前記増幅器に入力させて流量制御を行なう第1の閉ループ系と、圧力指令値と前記圧力検出手段による吐出圧力検出値との偏差を第2の補償要素を介して前記増幅器に入力させて圧力制御を行なう第2の閉ループ系とを形成すると共に、前記第1の補償要素の出力と前記第2の補償要素の出力のうち小さい方の出力のみを前記増幅器に入力させるようにして前記第1の閉ループ系と第2の閉ループ系とを切り換える制御系切換手段を設けたことを特徴とするサーボモータドライブ油圧ポンプの流量・圧力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-047489

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