特許
J-GLOBAL ID:200903014643827820

護岸用木製土留め

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 實
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-121785
公開番号(公開出願番号):特開2001-262531
出願日: 2000年03月17日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 間伐材の風合を生かし、温もりのある景観を演出することができる上、自然環境に優しく耐久性に秀れた護岸施設を実現できる新規な構造からなる護岸用木製土留めを提供する。【解決手段】 間伐材11,11,......の複数本を積み重ね、背面側に連繋用支柱部12,12を添設、一体化して板状土留め体1に形成する一方、各連繋用支柱部12,12の上端側からは控え用支柱部2,2が、また、同下端側からは定着用支柱部3,3が、板状土留め体1背面側に折り畳み状となるように軸着されると共に、控え用支柱部2,2の各遊端側間に渡って固定用横架材部5を架け渡し、一体化した上、板状土留め体1背面側から拡開して交差状となる控え用支柱部2,2と定着用支柱部遊端側3,3とは、固定用横架材部5から定着用支柱部3,3を貫通して地盤中に打ち込まれたアンカー金具6,6によって連結、一体化されるようにした護岸用木製土留めである。
請求項(抜粋):
太鼓落とし、または三面落とし加工を施した間伐材複数本を、夫々加工済み平滑側面同士が当接し、且つ少なくとも表面側に丸面部分が揃うようにして積み重ねられると共に、それら背面側には、少なくとも左右一対の連繋用支柱部が夫々上下方向に向けて添設された上、各連繋用支柱部と個々の間伐材との間を個別のボルト・ナットによって一体化したものとして板状土留め体に形成する一方、該板状土留め体各連繋用支柱部に対し、夫々の上端側からは控え用支柱部が、また、同下端側からは定着用支柱部が、何れも垂直面内での回動が可能であって、板状土留め体背面側に折り畳み、添設状となるようにして軸着されると共に、控え用支柱部の各遊端側間に渡って固定用横架材部を架け渡し、一体化した上、板状土留め体背面側から拡開して交差状となる控え用支柱部と定着用支柱部遊端側とは、定着用支柱部遊端側に載置状となって交叉する固定用横架材部から定着用支柱部を貫通して地盤中に打ち込まれたアンカー金具によって間接的に連結、一体化されるようにしたことを特徴とする護岸用木製土留め。
IPC (2件):
E02B 3/04 ,  E02D 17/20 103
FI (2件):
E02B 3/04 ,  E02D 17/20 103 G
Fターム (2件):
2D018AA01 ,  2D044DB41

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