特許
J-GLOBAL ID:200903014646041208
カラム分岐および調整可能な分離特性を有するガスクロマトグラフシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-305909
公開番号(公開出願番号):特開平6-201670
出願日: 1993年11月11日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 高速カラム分岐切換え、および、圧力調整技術を用いることによって高速クロマトグラフ法による被分析試料の成分の迅速分離の分離特性を改善すること。【方法】 被分析試料の成分を第一カラム14内によって少なくとも部分的に分離した後に、圧力制御可能なキャリアガスをその圧力が第二カラム24又は第三カラム22の入口において高くなるように第二,第三カラム24,22の入口に供給して、前記第一カラム14で分離された被分析試料の成分を互いに異なる分離特性を有する第三又は第二カラム22,24内の何れかに通過させ、このカラム切換え及びキャリアガスの圧力調整によって前記第一、第二、第三カラム14,24,22による溶出を調整することにより、被分析試料の成分を効果的に迅速分離し、これらを検出器26,27によってクロマトグラフ分析する。
請求項(抜粋):
キャリアガス流に乗せられた被分析試料を供給するための入口システム、この入口システムから前記被分析試料を受けてその成分を少なくとも部分的に分離させるための第一クロマトグラフ分離カラム、この第一カラムから溶出する第一グループを構成する成分の少なくともいくつかを受けるための第二クロマトグラフ分離カラム、前記第一カラムから溶出する第二グループを構成する成分の少なくともいくつかを受けるための第三クロマトグラフ分離カラム、前記第一カラムから溶出する試料成分を受けて、前記第一カラムから溶出する成分を前記第二カラムもしくは前記第三カラムのどちらかへ選択的に導くための切換え流路、および、前記第二および第三カラムの少なくとも一つから溶出する成分を感知するための検出手段から成り、前記切換え流路が、前記第一カラムを前記第二カラムに連結された第一枝管と前記第一カラムと前記第三カラムに連結された第二枝管とに連通させる分岐連結部、および、前記入口システムにおけるキャリアガスの圧力よりも小さい圧力で前記第一および第二枝管内へキャリアガスを選択的に導入する第一および第二の制御可能キャリアガス源を含み、この切換え流路によって、前記第一制御可能キャリアガス源から導入されたキャリアガスにより前記被分析試料の成分を前記第三カラム内へ導かせ、前記第二制御可能キャリアガス源から導入されたキャリアガスにより前記被分析試料の成分を前記第二カラム内へ導かせることを特徴とするカラム分岐および調整可能な分離特性を有するガスクロマトグラフシステム。
IPC (3件):
G01N 30/46
, G01N 30/26
, G01N 30/32
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