特許
J-GLOBAL ID:200903014648841082

制震装置の取り付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-170516
公開番号(公開出願番号):特開平8-338153
出願日: 1995年06月14日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 多層建築物の上層階に固定された垂下板と、下層階から立設され、前記垂下板と対向する立上げ板とを有し、これらの間に粘性流体を充填した制震装置を、建築物の所定位置に効率よく取り付ける。【構成】 垂下板2と立上げ板3とは、あらかじめ型鋼13を介して一体となるように仮固定されている。この制震装置1を建設現場の組立ヤード等において、上層階の水平部材10にボルト6で固定する。この上層階の水平部材10を制震装置1とともにクレーンで吊り上げ、建築物の所定位置に建て込む。このとき、下層階の水平部材11は既に建て込まれており、上層階の水平部材10が固定された後、制震装置の仮固定を解放して、立上げ板3を下層階の水平部材11上に降下させる。この立上げ板3を下層階の水平部材11にボルト8で固定して取付を完了する。
請求項(抜粋):
多層建築物における上層階の水平部材下面に上縁が固定され、ほぼ鉛直下方に支持された垂下板と、下層階の水平部材上面に下縁が固定され、前記垂下板と対向するように立設された立上げ板とを有し、前記垂下板と立上げ板との間に粘性流体が充填された制震装置の取り付け方法であって、前記下層階の水平部材を建築構造物の所定位置に固定し、前記垂下板の上縁と前記立上げ板の下縁との間の長さが、所定位置に据え付けられた時の上層階の水平部材下面と下層階の水平部材上面との間隔より小さくなるように、該垂下板と前記立上げ板とを仮固定し、前記垂下板の上縁を、建築構造物における所定位置に据え付ける前の前記上層階の水平部材に固定し、一体となった前記上層階の水平部材と前記垂下板と前記立上げ板とをクレーンで吊り上げて、該上層階の水平部材を建築構造物における所定位置に据え付け、前記垂下板と立上げ板との仮固定を解放して、立上げ板を下層階の水平部材上に降下させ、該立上げ板の下縁と前記下層階の水平部材とを固定する、ことを特徴とする制震装置の取り付け方法。
IPC (2件):
E04H 9/02 321 ,  E04B 1/98
FI (2件):
E04H 9/02 321 F ,  E04B 1/98 R
引用特許:
審査官引用 (2件)

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