特許
J-GLOBAL ID:200903014654287780

ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-299535
公開番号(公開出願番号):特開平9-139032
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】ヘッド位置のサンプル周期が比較的長いセクタサーボについて、1〜4トラック程度の短距離シークを数サンプルという短いコアス時間で行い、整定時間を含めてシーク時間も10サンプル以下の短時間で可能とする。【解決手段】FF電流設定部56によるFF電流、位置制御部64による目標位置起動、修正値設定部60による修正値は、各々シーク開始時刻からの経過時間、即ち予め定めたサンプル数の各サンプルタイミングで生成され、位置制御部64で目標位置と実位置との誤差による位置フィードバック制御をFF電流による制御と併せて行う。1トラックのシーク距離について、コアス時間を例えば3サンプルに設定できる。目標位置軌道を理想的な値から意図的にずらすことで、オーバーシュート・アンダーシュートを抑制する。
請求項(抜粋):
トラック情報とヘッド位置情報を含むサーボフレームがトラック上に離散的に記録されたディスク媒体と、前記ディスク媒体に対しヘッドを移動させるアクチュエータと、電流により動作して前記アクチュエータを駆動するモータと、前記ヘッドの読取信号からヘッド位置信号とトラック情報を所定のサンプル周期毎に検出するサーボ復調手段と、上位装置からシーク命令を受けた際、指定された目標位置に向けて前記ヘッドを移動して位置決めさせるシーク制御手段と、を備えたディスク装置に於いて、前記シーク制御手段は、上位装置からのシーク命令が所定シーク距離以下の場合、前記ヘッド位置信号のサンプル周期の複数周期に亘る短距離コアス制御期間を設定し、該短距離コアス制御期間の制御開始時を含む各サンプルタイミング毎に制御動作を指示する設定制御手段と、前記短距離コアス制御期間で前記ヘッドをシーク開始位置から目標位置に移動させるに必要なフィードフォワード電流の値を、前記短距離シーク期間の制御終了時を除くサンプルタイミング毎に予め保持し、前記設定制御手段の指示に従ってサンプルタイミング毎に対応する電流を前記モータに流す電流設定手段と、前記電流設定手段のフィードフォワード電流によるヘッド移動軌道の各サンプルタイミング毎の位置を目標位置として予め保持し、前記設定制御手段の指示に従ってサンプルタイミング毎に該当する目標位置を出力する目標位置軌道設定手段と、前記目標位置軌道設定手段の目標位置の修正値をサンプルタイミング毎に予め保持し、前記設定制御手段の指示に従ってサンプルタイミング毎に該当する修正値を出力する修正値設定手段と、前記サンプリングタイミング毎に、前記目標位置を前記修正値で修正して現在位置との誤差を求め、該位置誤差に基づいて修正後の目標位置に追従するように前記モータに電流を流して位置のフィードバック制御を行う位置制御手段と、を備えたことを特徴とするディスク装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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