特許
J-GLOBAL ID:200903014654907117

距離追尾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287391
公開番号(公開出願番号):特開平6-138222
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 距離ゲート内に存在する追尾目標が複数の場合、目標のレンジビン情報をロックオン検出回路から距離追尾プロセッサに入力し、距離追尾プロセッサにて脅威の判定を行ない、最適ゲート位置を距離追尾部に指示する距離追尾装置により、複数目標に対しても安定した距離追尾を得る。【構成】 従来のロックオン判定部15に距離追尾プロセッサ23を加え、ロックオン検出回路19からのレンジビン情報を基に、距離追尾プロセッサ23において検出された目標について最も近接した目標を最大脅威と判定し、当該レンジビンに相当する距離の補正を、距離追尾部14の距離カウンタ9に指示する。また距離追尾部14に追尾系切換えのためのループ切換スイッチ24を設け、距離追尾プロセッサ23から直接、距離ゲートE1と距離ゲートL2を制御する構成。
請求項(抜粋):
目標から受信される距離ビデオに対し距離ゲート制御により目標の距離追尾を行なう距離追尾装置において、距離ビデオに距離ゲートを掛けゲート内のビデオを積分したものを直流成分に変換し距離誤差電圧を得ることで距離追尾系のサーボループを構成する距離追尾部と、この距離追尾部においてサーボループの切換えを行なうループ切換スイッチと、上記距離ビデオをディジタルに変換するアナログ/ディジタル変換回路と、このアナログ/ディジタル変換回路よりディジタル化されたパルス繰返し時間分の距離ビデオ信号を、距離ゲートを分割したレンジビンごとに保持するメモリ回路と、このメモリ回路に保持された距離ビデオ信号の振幅情報をレンジビンごとにパルス繰返し時間分の加算を行なうPRT積分回路と、このPRT積分回路で積分された信号が任意のスレッショルドレベルを越えるかを検出するロックオン検出回路と、このロックオン検出回路で検出された目標について最も近接した目標を最大脅威と判定し、当該レンジビンに相当する距離の補正を、上記距離追尾部の距離カウンタに指示し距離ゲートを制御する距離追尾プロセッサから構成されるロックオン判定部とを有することを特徴とする距離追尾装置。

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