特許
J-GLOBAL ID:200903014657503645

射出成形機のスクリユ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-187596
公開番号(公開出願番号):特開平5-031775
出願日: 1991年07月26日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】可塑化時のスクリュ回転トルクを低減し、供給部から圧縮部への成形材料の流れを円滑にし、かつ、十分に脱気を行い、未溶融成形材料や色むらの発生を防ぐ。【構成】フライト12の後端から先端にかけて供給部14、圧縮部15及び計量部16を形成する。供給部14のリード長さlf とスクリュ径Dの比を0.8〜1.0の範囲として計量部16のリード長さlm とスクリュ径Dの比より小さく設定するか、計量部16のリード長さlm とスクリュ径Dの比を1.0〜1.3の範囲として供給部14のリード長さlf とスクリュ径Dの比より大きく設定する。よって、供給部14に比較して計量部16のリード長さlm が長くなるので、可塑化時における容積の減少が少ない成形材料や、溶融した状態における粘性が高い成形材料を使用する場合においても、比較的円滑に計量部16に移動でき、可塑化時のスクリュ回転トルクを低減し、成形材料の流れを円滑にし、かつ、十分に脱気を行えると共に、未溶融成形材料や色むらの発生を防げる。
請求項(抜粋):
長さ方向の全体にフライトを形成した射出成形機のスクリュにおいて、(a)後端から先端にかけて供給部、圧縮部及び計量部を形成し、(b)該計量部の溝径を供給部の溝径より大きくし、(c)該供給部のリード長さとスクリュ径の比を0.8〜1.0の範囲として、上記計量部のリード長さとスクリュ径の比より小さく設定したことを特徴とする射出成形機のスクリュ。

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