特許
J-GLOBAL ID:200903014661702288

パンタグラフの発生騒音の消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336624
公開番号(公開出願番号):特開2000-166002
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】新幹線等の高速鉄道におけるパンタグラフの低騒音化を図る消音装置を提供するものである。【解決手段】 音とは空気中を伝わる振動であるから、振幅と位相を持った多数の周波数の集合として表わせる。結果として非常に複雑な波形を持った波として表わせる。その波と全く逆の波形で振幅を同じとした音を発生させることで音波の干渉を起こし、音を消すことが理論的にはできる。一般には能動的騒音制御または能動的消音制御(以下能動制御と呼ぶ)と呼ばれている。本発明は以上の能動制御をパンタグラフの騒音制御に適用するものである。
請求項(抜粋):
車両の屋根に搭載されたパンタグラフにおいて、該パンタグラフの騒音源を検出する騒音検出用マイクロホンと、パンタグラフからの騒音源距離と同距離で且つ相対するように設けられた制御用スピーカと、該制御用スピーカの発生音とパンタグラフの騒音源による打消し効果の検出し易い位置に設けられた評価用マイクロホンと、前記制御用スピーカに相対して設けられ該スピーカの音量を制御する制御演算器から構成された消音装置であって、騒音検出用マイクロホンによりパンタグラフの発生する騒音源を検出し、該マイクロホンの出力信号を制御演算器に伝達し、該制御演算器にて検出した騒音源と逆位相の信号を発生し、該出力信号を制御用スピーカに導いて、騒音源と逆位相の音を発生させ、更に評価用マイクロホンにより消音状況を評価し、制御演算器の発生する音の位相をより消音効果の高いように制御することを特徴とするパンタグラフの発生騒音の消音装置。
IPC (2件):
B60L 5/24 ,  G10K 11/178
FI (2件):
B60L 5/24 Z ,  G10K 11/16 H
Fターム (11件):
5D061FF02 ,  5H105AA14 ,  5H105BA02 ,  5H105BB01 ,  5H105CC02 ,  5H105CC12 ,  5H105DD04 ,  5H105EE02 ,  5H105EE13 ,  5H105GG01 ,  5H105GG11

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