特許
J-GLOBAL ID:200903014664774018

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-140060
公開番号(公開出願番号):特開平5-306762
出願日: 1992年05月02日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 減速走行中の再加速操作時においてエンジン10の空転感を抑制する車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 アイドル制御弁70によりアイドル回転速度が高められるに応じて、ステップS4において図5の変速線図のダウンシフト点がI1 からI2 へ高く変更される。したがって、車両の減速走行の停止に際しては確実に第1速度ギヤ段に切り換えられるとともに、その後の再加速操作に際してもたつき感がなくなり好適な駆動力が得られる。また、アイドル制御弁70によるアイドルアップがない状態では変速線図のダウンシフト点が元の低い値に戻されることから、車両の減速走行中の再加速操作が行われた場合では、エンジン10の空転領域が少なくされ、エンジン10の空転によって運転者に与える違和感が好適に抑制される。
請求項(抜粋):
一方向クラッチの係合によって成立する低速ギヤ段と摩擦係合装置の係合によって成立する高速ギヤ段とを含む複数のギヤ段に選択的に切り換えられる車両用自動変速機において、予め記憶された変速線図からエンジン回転速度およびエンジンの負荷に基づいて変速判断をする変速制御手段を備えた変速制御装置であって、前記エンジンのアイドル回転速度を、該エンジンに加えられる負荷に応じて所定値高い目標アイドル回転速度に維持するアイドル回転速度制御手段と、該アイドル回転速度制御手段によりアイドル回転速度が高められるに応じて前記変速線図のダウンシフト点を高回転側に変更するダウンシフト点変更手段と、を含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-078370
  • 特開昭64-030842

前のページに戻る