特許
J-GLOBAL ID:200903014682086323

ポルフィリン二量体とその用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276488
公開番号(公開出願番号):特開平6-080671
出願日: 1992年09月03日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、特定の臓器特に癌への親和性に優れ、正常組織からの排出速度が速く光毒性を低減させることができ、かつ金属錯体の金属を変換することにより燐光蛍光性[光化学治療(PDDT)用]、無燐光蛍光性[蛍光診断(PDDT)用]および無燐光無蛍光性[核磁気共鳴診断(MRI)用]を持つ用途に応じたポルフィリン二量体を合成・探索し、PDDTならびにMRIに適した薬剤を提供することを目的とする。【構成】 本発明は、アルデヒド基またはケトン基担持ポルフィリン類にビスヒドラゾン(スペーサー)を介して得られたポルフィリン二量体とその金属錯体で構成される。
請求項(抜粋):
一般式 (I) 化1[式中、Aは(CH2)nまたはフェニレン基、nは0〜8、X、Yは化2、化3または化4で示すポルフィリンあるいは金属ポルフィリン(但し式中、R1、R2はそれぞれOHまたはアミノ酸から水素を除いた残基、R3はHまたはCOOCH3、Mは2H、Mn、CuまたはZnを示す)側鎖のケトンまたはアルデヒドから酸素を除いた残基]で示されるポルフィリン二量体またはそれらの金属錯体。(但し式中、ポルフィリン骨格側鎖のZは化1との結合部位を示す。またポルフィリン骨格の4つのピロール環のうちA及びB環の側鎖の官能基がそれぞれ入れ替わった位置異性体も含む。)【化1】【化2】【化3】【化4】
IPC (3件):
C07D487/22 ,  A61K 31/40 ADU ,  A61K 49/00

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