特許
J-GLOBAL ID:200903014683908173

送信電力制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100954
公開番号(公開出願番号):特開平8-298484
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】非静止衛星を利用した衛星通信において、衛星が軌道を移動することによる伝播距離の変化から生じるレベル変化量と降雨減衰によるレベル変化量が区別できないことからくる送信電力の制御誤差を補正する。【構成】予め衛星100の軌道位置による晴天時の受信レベルを記憶装置20に記憶しておき、アンテナ制御装置19からのアンテナ14の方位・仰角情報をもとに衛星100の位置を算出し、記憶装置20から晴天時の受信レベルを得る。この受信レベルとビーコン受信機17からの受信レベルを比較し、降雨減衰量を測定し、送信信号の降雨減衰量を算出する。この降雨減衰量に晴天時のレベル変化から計算される伝播減衰量を加えたものを送信電力制御量としレベル制御器12を制御し正確な送信電力制御を可能とする。
請求項(抜粋):
非静止衛星と衛星通信地球局との衛星回線で前記衛星通信地球局から前記非静止衛星への送信電力を制御する送信電力制御方式において、前記衛星通信地球局に、前記非静止衛星からのビーコン信号を追尾アンテナで受信する、受信手段と、前記受信手段で得られた受信レベルの降雨による降雨減衰量および前記非静止衛星が移動し伝播距離の変動による伝播減衰量を検出する減衰量検出手段と、前記降雨減衰量および前記伝播減衰量から前記非静止衛星への送信電力を補償する降雨減衰保証量及び伝播減衰保証量を計算する補償量計算手段と、前記降雨減衰量保証量と前記伝播減衰量保証量とを追加した送信電力保証量に基づき、前記非静止衛星への送信電力を制御するレベル制御手段とを具備することを特徴とする送信電力制御方式。
IPC (2件):
H04B 7/155 ,  H04B 7/005
FI (2件):
H04B 7/155 ,  H04B 7/005
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-203433
  • 特開昭63-046018

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