特許
J-GLOBAL ID:200903014689835852

直流抵抗溶接装置の溶接電流制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-270599
公開番号(公開出願番号):特開平6-114569
出願日: 1992年10月08日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】A相パルスのパルス幅とB相パルスのパルス幅とが異なるような溶接電流の制御をする場合であっても、偏磁現象を検出し、この検出結果によって溶接電流の制御をすることが可能な直流抵抗溶接装置の溶接電流制御方法および装置を提供する。【構成】直流抵抗溶接装置10は溶接トランス回路18に巻着されたサーチコイルSCと、このサーチコイルSCの出力電圧を微分して微分電圧VD を出力する微分回路28と、前記微分電圧VD と電圧設定器30に設定された閾値とを比較し、比較結果を出力する第1比較回路32および第2比較回路36と、前記夫々の比較回路32、36から出力される比較結果とインバータ回路16を付勢するA相パルスおよびB相パルスとの論理積演算をして偏磁現象検出信号VA およびVB を出力するANDゲート34および38を備える。
請求項(抜粋):
溶接トランスの鉄心に発生する偏磁現象を検出し、該検出された偏磁現象に基づいて溶接電流を制御する直流抵抗溶接装置の溶接電流制御方法であって、溶接トランスの鉄心に生ずる磁束の変化を電圧として検出する第1のステップと、前記検出された電圧を微分して微分電圧を求める第2のステップと、前記微分電圧と、複数の電圧設定器に予め設定された夫々の設定値とを複数の比較手段で比較する第3のステップと、前記夫々の比較結果とインバータ回路を付勢するA相パルスまたはB相パルスとの論理積演算を行う第4のステップと、前記論理積演算結果に基づいて溶接トランスに発生する偏磁現象を検出する第5のステップと、前記検出された偏磁現象に基づいて溶接電流を制御することを特徴とする直流抵抗溶接装置の溶接電流制御方法。
IPC (5件):
B23K 11/25 ,  B23K 11/24 392 ,  G01R 19/165 ,  H01F 31/06 ,  H02M 7/537

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