特許
J-GLOBAL ID:200903014690023330

通信制御装置の立ち上げ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-009144
公開番号(公開出願番号):特開平8-202670
出願日: 1995年01月24日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】 複数の上位CPUの一方に障害が発生した場合、前記一方の上位CPUのみにリセット信号を与えて、通信制御装置を立ち上げる方式の提供。【構成】 上位CPU5に障害が発生して、上位CPU5にリセット信号が与えられたとすると、上位CPU5の上位起動処理部52は、タイマ53をスタートし、タイマ53がタイムアウトする前に下位CPU7から上位通信処理部51を介して上位立ち上げ要求を受けない限り、タイムアウトを上位通信処理部51に通知する。上位通信処理部51は、タイムアウト通知を受けると、下位CPU7に正常動作確認要求を送り、下位CPU7が正常に動作していることを示す正常動作確認応答を下位CPU7から受信すると、自己立ち上げ要求を上位起動処理部52に送る。上位起動処理部52は、自己立ち上げ要求を受けると、この自己立ち上げ要求に応答して立ち上げ処理を行う。
請求項(抜粋):
複数の上位装置にそれぞれ接続される複数の上位CPUと、これら複数の上位CPUに接続されると共に一つの下位装置に接続される一つの下位CPUとを、備え、前記複数の上位装置の各々と前記下位装置との通信を制御する通信制御装置において、前記複数の上位CPUのうちの各々に、リセット信号に応答して立ち上げを行わせる立ち上げ方式であって、前記複数の上位CPUの各々は、前記リセット信号を受けると、スタート信号を出力する起動処理部と;この起動処理部に接続され、前記スタート信号を受けた時点から、所定時間、計時し、前記所定時間、計時すると、タイムアウト信号を出力するタイマと;前記下位CPUと前記起動処理部とに接続された通信処理部と;を有する前記通信制御装置の前記立ち上げ方式において、前記起動処理部は、前記タイムアウト信号を受ける前に、前記下位CPUから前記通信処理部を介して上位立ち上げ要求を受けない限り、前記タイムアウト信号をタイムアウト通知信号として前記通信処理部に送信し、前記通信処理部は、このタイムアウト通知信号を受信すると、前記下位CPUが正常に動作していることを確認するための正常動作確認要求を前記下位CPUに送信し、前記下位CPUが正常に動作していることを示す正常動作確認応答を前記下位CPUから受信すると、自己立ち上げ要求を前記起動処理部に送信し、前記起動処理部は、前記自己立ち上げ要求を受信すると、この自己立ち上げ要求に応答して立ち上げ処理を行うことを特徴とする通信制御装置の立ち上げ方式。
IPC (5件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 1/24 ,  G06F 11/14 310 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 13/00 301

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