特許
J-GLOBAL ID:200903014691540690

パチンコ遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-131198
公開番号(公開出願番号):特開2009-279037
出願日: 2008年05月19日
公開日(公表日): 2009年12月03日
要約:
【課題】 主制御部のプログラム容量の増大を最小限に抑えつつ、従来と同様の連続演出を実行可能なパチンコ遊技機を提供する。【解決手段】 主制御部は、保留記憶された乱数値に基づき、特図変動時間抽選実行時の特図保留数に拘らず変動パターン0〜3が選択されてリーチ状態導出を伴わない通常外れ演出が1又は複数回連続し、その後、特図変動時間抽選実行時の特図保留数に拘らず変動パターン7〜11乃至15〜18が選択されてスーパーリーチ系演出が実行されることを条件として、連続演出の実行を指示するコマンドを副制御部へ送信し、該コマンドを受信した副制御部は、前記通常外れ演出にて連続演出中以外は導出されないチャンス目を導出する。【選択図】 図16
請求項(抜粋):
遊技球の入賞が不可能な閉塞状態と、該入賞が可能な開放状態とに遷移可能な可変入賞装置からなり、通常、閉塞状態とされる大入賞口と、 該大入賞口の開放を伴う複数種類の特別遊技の内、何れを実行するか、又は何れも実行しないかを決定する特別遊技実行抽選の結果を遊技者に報知すべく、図柄変動を経て、前記特別遊技実行抽選の結果に応じた態様の図柄を導出する特図表示装置と、 該特図表示装置を始動させるために必要とされる入賞口たる始動口と、 該特図表示装置での図柄変動に同期した複数の演出図柄列の変動を伴う特図変動演出を表示する演出表示装置と、 遊技制御全般を司る主制御部と、 該主制御部からの制御コマンドに従って、前記演出表示装置を制御する副制御部と、を備えたパチンコ遊技機において、 前記主制御部は、 前記特別遊技実行抽選に係る第1の乱数値と、前記特図表示装置での図柄変動時間を決定する特図変動時間抽選に係る第2の乱数値とを生成する乱数生成手段と、 前記特図表示装置を始動させるべき始動条件が成立したか否かを判断する始動条件成立判断手段と、 前記第1及び第2の乱数値を格納する記憶部をN個(Nは2以上の自然数)具備してなり、前記始動条件成立判断手段によって前記始動条件が成立したと判断されるまで、前記N個を上限として前記第1及び第2の乱数値を保留記憶する保留記憶部と、 前記始動口への入賞時に、前記第1及び第2の乱数値を既に格納した使用済みの記憶部の数たる特図保留数が前記N個未満か否かを判断し、肯定判断された場合に、前記乱数生成手段によって生成された前記第1及び第2の乱数値を取得して未使用の記憶部に格納すると共に、前記特図保留数を1インクリメントする始動入賞処理手段と、 前記始動条件成立判断手段によって前記始動条件が成立したと判断された場合に、最先取得に係る第1及び第2の乱数値をこれらが格納された記憶部から退避して、前記特図保留数を1デクリメントする乱数退避処理手段と、 該乱数退避処理手段によって退避した第1の乱数値に基づき、前記特別遊技実行抽選を実行する特別遊技実行抽選手段と、 前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、何れの特別遊技も実行しないと決定された場合に、前記乱数退避処理手段によって退避した第2の乱数値と、現時の特図保留数とに基づき、前記特図表示装置での図柄変動時間を決定する外れ時特図変動時間抽選手段と、 前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、何れかの特別遊技を実行すると決定された場合に、該抽選によって決定された実行すべき特別遊技の種別と、前記乱数退避処理手段によって退避した第2の乱数値とに基づき、前記特図表示装置での図柄変動時間を決定する当たり時特図変動時間抽選手段と、 前記特別遊技実行抽選手段と、前記当たり時特図変動時間抽選手段又は前記外れ時特図変動時間抽選手段とによる抽選の後、前記特図保留数が0でないときに、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果と、前記当たり時特図変動時間抽選手段又は前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果と、前記保留記憶手段の各記憶部に記憶された第1及び第2の乱数値とに基づき、前記特図表示装置での複数回の図柄変動に亘る連続演出を前記演出表示装置上で実行させるか否かを決定する連続演出実行判定手段と、 該連続演出実行判定手段による判定の後、前記特図表示装置での図柄変動を開始すると共に、該図柄変動開始から前記当たり時特図変動時間抽選手段又は前記外れ時特図変動時間抽選手段によって決定した図柄変動時間が経過したときに図柄変動を停止して、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果に応じた態様の図柄を導出する特図表示装置制御手段と、 前記特図表示装置での図柄変動開始時に、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果と、前記当たり時特図変動時間抽選手段又は前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果と、前記連続演出判定手段による判定結果とを含む特図変動開始コマンドを前記副制御部に送信すると共に、前記特図表示装置での図柄変動停止時に、特図変動停止コマンドを前記副制御部に送信する特図変動開始/停止コマンド送信手段と、を備え、 前記副制御部は、 前記特図変動開始コマンド受信時に、該コマンドに含まれる前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果と、前記当たり時特図変動時間抽選手段又は前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果と、前記連続演出判定手段による判定結果とに基づいて、実行すべき特図変動演出を決定すると共に該特図変動演出を開始し、前記特図変動停止コマンド受信時に、実行中の特図変動演出を終了する特図変動演出実行手段を備え、 前記連続演出実行判定手段は、 前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、何れの特別遊技も実行しないと決定され、且つ前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果、所定の第1図柄変動時間が選択されたか否かを判断する第1の判断手段と、 前記第1の判断手段により肯定判断された場合に、前記使用済みの1或いは複数の記憶部のなかに、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、特定の種別の特別遊技を実行すると決定されるべき第1の乱数値と、前記当たり時特図変動時間抽選手段による抽選の結果、所定の第2図柄変動時間が選択されるべき第2の乱数値とが格納された特定の記憶部があるか否かを判断する第2の判断手段と、 前記第2の判断手段によって否定判断された場合に、前記使用済みの1或いは複数の記憶部のなかに、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、何れの特別遊技も実行しないと決定されるべき第1の乱数値と、前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果、該抽選実行時の特図保留数に拘らず所定の第3図柄変動時間が選択されるべき第2の乱数値とが格納された特定の記憶部があるか否かを判断する第3の判断手段と、 前記第2又は第3の判断手段によって肯定判断された場合に、前記特定の記憶部が次回に開始条件が成立することとなる記憶部か否かを判断する判断する第4の判断手段と、 該第4の判断手段によって否定判断された場合に、前記特定の記憶部よりも前に前記第1及び第2の乱数値が格納された他の全ての使用済みの記憶部に、前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果、何れの特別遊技も実行しないと決定されるべき第1の乱数値と、前記外れ時特図変動時間抽選手段による抽選の結果、該抽選実行時の特図保留数に拘らず前記第1図柄変動時間が選択されるべき第2の乱数値とが格納されているか否かを判断する第5の判断手段と、を備え、 前記連続演出実行判定手段は、前記第4又は第5の判断手段により肯定判断されたことを条件として、前記特定の記憶部に格納された第1の乱数値に基づく前記特別遊技実行抽選手段による抽選の結果に応じた態様の図柄が前記特図表示装置に導出されるまでの複数回の図柄変動に亘る連続演出を実行すると判定する一方、前記第1、第3又は第5の判断手段により否定判断された場合には、連続演出を実行しないと判定することを特徴とするパチンコ遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 320 ,  A63F7/02 315Z
Fターム (6件):
2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10 ,  2C088EB55
引用特許:
出願人引用 (2件)

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