特許
J-GLOBAL ID:200903014693650182

表面被覆切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎 ,  影山 秀一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-327457
公開番号(公開出願番号):特開2008-137129
出願日: 2006年12月04日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
【課題】 ステンレス鋼、球状黒鉛鋳鉄等の難削材の高速切削加工で、硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層、Al2O3層からなる上部層を設けた表面被覆切削工具において、工具逃げ面領域のAl2O3層上には、(Ti1-X-YAlXMY)N(ただし、原子比で、0.30≦X≦0.70、Y=0あるいは0.01≦Y≦0.10。Mは、Si、Cr、V、Y、Bから選ばれた1種または2種以上の添加成分を示す)を満足する物理蒸着により形成されたTiとAl(とM)の複合窒化物層からなる最外層を設ける。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金で構成された工具基体の表面に、 (a)Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなり、かつ化学蒸着により形成された3〜20μmの全体平均層厚を有するTi化合物層からなる下部層、 (b)上記(a)の下部層上に設けられ、化学蒸着した状態でα型の結晶構造を有し、かつ化学蒸着により形成された1〜15μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層からなる上部層、 上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、 上記表面被覆切削工具の逃げ面領域の上記酸化アルミニウム層からなる上部層上に、さらに、 (c)1〜10μmの平均層厚を有し、かつ、 組成式:(Ti1-XAlX)N(ただし、原子比で、0.30≦X≦0.70)を満足する物理蒸着により形成されたTiとAlの複合窒化物層からなる最外層、を設けたことを特徴とする表面被覆切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23C 5/16 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
FI (4件):
B23B27/14 A ,  B23C5/16 ,  C23C14/06 A ,  C23C16/30
Fターム (32件):
3C046FF03 ,  3C046FF09 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  4K029AA02 ,  4K029AA07 ,  4K029AA21 ,  4K029BA58 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA04 ,  4K029CA13 ,  4K029DD06 ,  4K029EA01 ,  4K030AA01 ,  4K030AA03 ,  4K030AA10 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030CA11 ,  4K030FA10 ,  4K030HA03 ,  4K030JA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る