特許
J-GLOBAL ID:200903014697397082

高濃度炭酸カルシウムスラリー及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 幹人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-184479
公開番号(公開出願番号):特開2002-003219
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月09日
要約:
【要約】【課題】 製紙用の内填剤及び塗工用材料として用いた際にアニオン界面活性剤の添加量を不必要に増大させずにスラリーの粘度が時間の経過とともに増粘することがなく、工程が簡易化されて生産性が高く、かつ、コストが低廉化された高濃度で低粘度の炭酸カルシウムスラリー及びその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 石灰乳15に炭酸ガス12を反応させて得られた炭酸カルシウムスラリー16を機械的脱水手段により脱水して脱水ケーキ17とし、該脱水ケーキ17を解砕してから分散機9に投入し、アニオン界面活性剤等の分散剤20と水溶性天然高分子等の副添加剤21を添加して混合・分散し、濃度調整槽10で水を加えて所望の固形分濃度を調整したことにより、低アニオン性及び低粘度の経時安定性を有する高濃度炭酸カルシウムスラリーを得ている。
請求項(抜粋):
炭酸カルシウムスラリーを機械的脱水手段により脱水して脱水ケーキとし、該脱水ケーキに分散剤としてアニオン界面活性剤と、副添加剤として水溶性天然高分子,天然高分子化合物誘導体水溶性アニオン高分子化合物,合成低アニオン高分子ポリマー,合成水溶性ポリマーから選択された一又は複数を添加して、混合・分散させることにより得た固形分濃度50重量%以上で、かつ、粘度200センチポイズ以下であることを特徴とする高濃度炭酸カルシウムスラリー。
IPC (3件):
C01F 11/18 ,  D21H 17/67 ,  D21H 19/38
FI (3件):
C01F 11/18 J ,  D21H 17/67 ,  D21H 19/38
Fターム (10件):
4G076AA16 ,  4G076AB09 ,  4G076AB11 ,  4G076BA43 ,  4G076BB08 ,  4G076BC08 ,  4G076CA15 ,  4G076DA02 ,  4L055AG12 ,  4L055EA25
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭63-233011
  • 特開昭63-233012
  • 特開平2-277541
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