特許
J-GLOBAL ID:200903014699265736

整流子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-037112
公開番号(公開出願番号):特開平8-237913
出願日: 1995年02月24日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 回転子(アーマチュア)の高速回転時においても、各整流子片間の抵抗素子等による確実な接続を維持することができる整流子を提供する。【構成】 整流子1は、整流子片2〜2の各アンカー部3〜3及び補強球6〜6が合成樹脂製のハブ4と一体で成形されており、アンカー部3〜3が相互に連結されるとともに補強球6〜6の位置が固定されているため、隣合う整流子片2,2は、両者の溝部3a,3aに挟まれた補強球6によって確実に接続されている。そして、補強球6は電気抵抗特性,バリスタ特性またはコンデンサ特性を有する材料からなっているため、隣合う整流子片2,2は抵抗素子,バリスタ素子またはコンデンサ素子によって電気的に接続されていることになる。これによって、回転子の高速回転時においても補強球6〜6が破損したり位置ずれを起こしたりする恐れがなく、各整流子片2〜2間の電気的な接続が確実に維持される。
請求項(抜粋):
複数の整流子片を円周上に配列し合成樹脂で一体にモールドして形成した整流子であって、前記複数の整流子片のアンカー部の溝部において各整流子片相互間に補強球を埋設して各整流子片を相互に結合してなり、前記補強球は電気抵抗を有する材料,バリスタ特性を有する材料,またはコンデンサ特性を有する材料からなることを特徴とする整流子。

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