特許
J-GLOBAL ID:200903014704180604
運動器具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯田 伸行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-536828
公開番号(公開出願番号):特表平10-505779
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】1対の細長アームを取り付ける連結組立体を有する運動器具を提供する。これらの細長アームの各々に1つづつ、自軸線の周りに順逆回転自在に細長ハンドルを取り付ける。各ハンドルは、内部にトルク(回転抵抗力)調節機構を収容する筒状ハウジングを有する。この連結組立体は、使用者が該1対の細長アームを「ヘッジクリッパー」のように互いに引き寄せ引き離すことにより旨及び肩の筋肉組織の運動をすることができるように該1対の細長アームがなす角度の可逆摩擦調節を可能にする。使用者は、連結組立体のところで適当な調節を行うことによってアームの運動に対する抵抗の度合を調節することができる。この連結組立体は、自軸線の周りに回転運動自在に固定された第1細長アームを有する第1へら状部材を含む。円錐形部材が、そのベースのところで第1細長アームに角度をなして第1へら状部材に固定されている。一体のねじ付きロッドを有する回り止めボスが、前記円錐形部材に前記ベースのある側とは反対側に固定されている。自軸線の周りに回転運動自在に固定された第2細長アームを有する第2へら状部材は、第2へら状部材に対して角度をなして配置された細長受け部材を含む。該受け部材は、前記円錐形部材を自軸線の周りに回転自在に受容するための凹部と、前記ボスに固定された回り止めディスクを受容するための凹部を有する。細長ナットが、前記ねじ付きロッドと螺合するように前記受け部材内に同軸的に配設されている。該細長ナットによって前記回り止めディスクに圧接された皿形ワッシャーが、前記各細長アームの運動に対する抵抗力を変更することを可能にする。使用において、連結組立体は、使用者がハンドルを回すことによって手首、前腕及び腕の訓練をするとともに、ハンドルを所定の抵抗に抗して互いに引き寄せたり引き離したりすることによって胸及び肩の訓練のための「ヘッジクリッパー」モード運動をもすることを可能にする。かくして、広範囲の調節自在の抵抗度合を利用して3つの異なるモードの運動を実施することができる。即ち、第1使用モードでは、使用者は、上記両ハンドルを所望の角度に固定するように前記連結組立体をロックし、ハンドルをそれらの自軸線の周りに回転させる運動だけを実施することができる。第2使用モードでは、ハンドルの回転を止めるように固定し、「ヘッジクリッパー」モードの運動だけを実施することができる。第3使用モードでは、使用者は、ハンドルのトルク抵抗と前記連結組立体の抵抗を調節し、ハンドルを連結組立体の軸線の周りに引き離したり引き寄せたりする運動を反復するとともに、ハンドルを自軸線の周りに回転させることもできる。
請求項(抜粋):
1.運動器具であって、 自軸線の周りに回転運動自在に固定された第1細長アームを有する第1へら状部材と、該第1へら状部材に角度をなして固定されたベースを有する円錐形部材と、該円錐形部材に該ベースのある側とは反対側に固定された一体の回り止めボスと、該ボスから突出した一体のねじ付きロッドと、自軸線の周りに回転運動自在に固定された第2細長アームを有する第2へら状部材と、該第2へら状部材に該第2細長アームに対して垂直に固定されており、外端に前記円錐形部材を自軸線の周りに回転自在に受容するための凹部を有する細長受け部材とを有する連結組立体と、 前記ボスに固定され、前記細長受け部材の外端内に受容された回り止めディスクと、 前記細長受け部材内に同軸的に配設されており、一端に前記ねじ付きロッドと螺合するためのねじ付き凹部を有す、他端に指係合ブレードを有する細長ナットと、 前記細長ナットと回り止めディスクとの間に両者と摩擦係合するように同軸的に配置されたばね手段と、 前記細長ナットを前記細長受け部材の外端に着脱自在に取り付けるための取り付け手段と、から成る運動器具。
IPC (2件):
FI (2件):
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