特許
J-GLOBAL ID:200903014704537480

平板状ヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-267283
公開番号(公開出願番号):特開2001-091172
出願日: 1999年09月21日
公開日(公表日): 2001年04月06日
要約:
【要約】【課題】 多孔構造のウィックを備えた平板状ヒートパイプにおけるウィックの圧潰を防止する。【解決手段】 平板状ヒートパイプ1であって、コンテナ4の厚さ方向で対向する平板部3,5のうちの少なくとも一方5に、他方の平坦部3に向けて突出し、かつ先端面11が平板部3の内面に対して接触した複数本の支柱7が設けられている。更に各平板部3,5の内面のうち支柱7の先端面11との接合箇所を除く全域に、毛細管圧力を生じる多孔質層8,10がそれぞれ設けられている。また多孔質層8,10同士を連結する多孔構造の液還流用部材9が、隣接する一対の支柱7同士を結ぶ線上に配置されている。
請求項(抜粋):
中空平板状の金属製のコンテナの内部に、脱気した状態で凝縮性流体を作動流体として封入した平板状ヒートパイプにおいて、前記コンテナの厚さ方向で対向する平板部のうちの少なくとも一方に、他方の平坦部に向けて突出し、かつ先端面が該平板部の内面に対して接触した複数本の支柱が設けられ、更に各前記平板部の内面のうち前記先端面との接合箇所を除く全域に、毛細管圧力を生じる多孔質層がそれぞれ設けられるとともに、該多孔質層同士を連結する多孔構造の液還流用部材が、隣接する一対の前記支柱同士を結ぶ線上に配置されていることを特徴とする平板状ヒートパイプ。

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