特許
J-GLOBAL ID:200903014707404988

ヒータおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-106609
公開番号(公開出願番号):特開平8-306473
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【構成】 ヒータ1は、発熱体2、一対の電極3・3、および一対の銅テープ4・4からなる内部構造物5が、絶縁ケース6および絶縁テープ7によって被覆されている。絶縁ケース6は樹脂製であり、発熱体2が嵌合可能な大きさと深さを有する凹みからなる嵌合部6a...が発熱体2の数またはそれ以上の数だけあり、凹みの位置は発熱体2と同位置となっている。絶縁ケース6は、内部構造物5と組み合わされる前に、あらかじめ別の工程によって成形される。【効果】 良好な柔軟性および絶縁性を保ちながら、発熱体2で発生した熱を効率的に被加熱物に伝達することができる。必要な被覆樹脂を少量にするとともに、必要以上に発熱体2を配する無駄をなくし、製造コストの増大を防止することができる。ひとつの被加熱物を加熱する際の出力すなわち加熱の度合いを容易に所望の値に調節することができる。
請求項(抜粋):
平面からなる底面を有する発熱体を複数個備え、各発熱体に電極が当接され、各電極に一対の電気供給部材を当接させることにより各発熱体が電気的に並列に接続され、電気供給部材に通電して発熱体を発熱させ、被加熱物を加熱する内部構造物と、上記内部構造物と被加熱物との間を絶縁する絶縁部材とを有するヒータにおいて、上記電極および電気供給部材が平板状であり、上記各発熱体の底面に、各電極の一方の面が当接され、上記各電極の、各発熱体と当接する面と反対の面に、電気供給部材の一方の面が当接されており、上記絶縁部材が、平板部分と、上記平板部分から同一方向に凹んだ複数の収納部とを有するように、あらかじめ絶縁性材料で成形され、各収納部に、内部構造物のうち、すべての発熱体の、底面以外の部分をひとつずつ収納する絶縁ケースと、上記収納部に発熱体が収納されたときに、内部構造物のうち、上記平板部分の、収納部が設けられている面と反対の面側に露出する部分を被覆する絶縁性材料からなる絶縁テープとを備えていることを特徴とするヒータ。
IPC (4件):
H05B 3/56 ,  E03B 7/12 ,  F16L 53/00 ,  H05B 3/16
FI (4件):
H05B 3/56 D ,  E03B 7/12 F ,  F16L 53/00 C ,  H05B 3/16

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