特許
J-GLOBAL ID:200903014710013280

調光素子、調光素子製造方法および反射型カラー表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190003
公開番号(公開出願番号):特開平10-020286
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 反射スペクトル幅が広くなるとともに、反射率が高くなって、表示素子として用いた場合、十分な明度、彩度および階調表現が得られる調光素子、およびその製造方法を提供する【解決手段】 電極12,14間に、正の誘電率異方性を有するネマティック液晶、カイラル剤、光重合性液晶化合物および光反応開始剤の混合物を注入し、電圧を印加した状態で、両面から同位相の可干渉光を照射する。これによって、(A)に示すように、液晶分子22がセル10に垂直な方向に一様に配列された液晶ポリマー層21が周期的に形成され、その液晶ポリマー層21の層間に、ネマティック液晶の液晶分子24がセル10に垂直な方向を軸として螺旋状に配列された、カイラル剤とネマティック液晶との混合層23が形成される。この状態から、電圧を印加すると、(B)に示すように、混合層23中のネマティック液晶の液晶分子24は、セル10に垂直な方向に一様に配列される。
請求項(抜粋):
第1光学媒質層および第2光学媒質層が交互に積層され、前記第1光学媒質層は、外部からの刺激の有無または程度に応じて、少なくとも、一軸性光学媒質の光学主軸が、当該調光素子に垂直な方向を軸として螺旋状に配列される状態と、当該調光素子に垂直な方向に一様に配列される状態とを、とりうるものとされ、前記第2光学媒質層は、外部からの刺激のいかんにかかわらず、屈折率が一定またはほぼ一定とされた、ことを特徴とする調光素子。
IPC (2件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/137 500
FI (2件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/137 500

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