特許
J-GLOBAL ID:200903014710530730

位相差膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-299603
公開番号(公開出願番号):特開平5-113506
出願日: 1991年10月21日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 光学的に色ムラの少なく、かつ視野特性の良い位相差膜を提供することにある。その方法として、流延一延伸を一貫で行なう方法で、かつ視野角特性が、優れていると同時に、前処理工程を必要とせず、延伸温度も比較的低温で実施できる方法を提供することにある。【構成】 高分子溶液として、ポリカーボネートのメチレンクロテライド溶液を18重量%に調製し、支持体上に流延製膜したものを残留溶媒25%以下になるまで乾燥して支持体より剥ぎ取り、これを後半に延伸ゾーンを備えた後乾ゾーンに入れ乾燥させた。延伸ゾーンに入るときの膜中の残留揮発分を7%とし、温度165°Cの雰囲気下で、16.6%延伸して、570nmのレタデーションを示す位相差膜を得た。
請求項(抜粋):
ポリカーボネートのメチレンクロライド溶液を流延製膜した後、延伸によって複屈折性を持たせる位相差膜の製造方法において、流延製膜した膜の溶媒含有量が固形分基準で3〜10%の範囲にある時に、155°C以上175°C以下の雰囲気内においてフィルムの進行方向に延伸することを特徴とする位相差膜の製造方法。
IPC (2件):
G02B 5/30 ,  B29C 55/04

前のページに戻る