特許
J-GLOBAL ID:200903014738967964

X線回転立体撮影装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-083902
公開番号(公開出願番号):特開平6-269441
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 X線回転立体撮影装置において、被検体に対する撮影角度が変化することにより生ずる画像のハレーション部分を一連の撮影の全位相において補償する。【構成】 回転支持器の回転角度位置を検出するエンコーダ7からの検出信号を絞り制御装置9へ入力させると共に、この絞り制御装置9内には上記エンコーダ7からの回転角度情報と絞り装置8内の制限用絞り羽根14a,14bの位置情報とを対応させて記憶する位置情報メモリ28を設け、撮影時には上記位置情報メモリ28から制限用絞り羽根14a,14bの位置情報を読み出してその絞り込みパターンを撮影角度に同期させて設定するようにしたものである。これにより、被検体に対する撮影角度が変化することにより生ずる画像のハレーション部分を一連の撮影の全位相において補償することができる。
請求項(抜粋):
テーブルに寝載された被検体の周りに回転可能に設けられたリング状の回転支持器と、この回転支持器に固定され被検体にX線を放射するX線管装置と、上記テーブルを間に挟み回転支持器上でX線管装置と対向配置され被検体の透過X線像を光学像に変換するX線検出器と、このX線検出器からの出力光学像を撮影する撮像装置と、この撮像装置からの映像信号をディジタル化すると共にこのディジタル信号を処理し処理後の画像データをアナログ変換する画像処理装置と、この画像処理装置からの映像信号を入力して画像表示する表示装置と、上記回転支持器の回転角度位置を検出する角度検出手段と、上記X線管装置から放射されるX線すいを適正に制限する絞り装置と、この絞り装置の動作を制御する絞り制御装置と、この絞り制御装置に対し上記絞り装置の操作指令を入力する絞り操作器とを備えたX線回転立体撮影装置において、上記角度検出手段からの検出信号を絞り制御装置へ入力させると共に、この絞り制御装置内には上記角度検出手段からの回転角度情報と絞り装置内の制限用絞り羽根の位置情報とを対応させて記憶する記憶手段を設け、撮影時には上記記憶手段から制限用絞り羽根の位置情報を読み出してその絞り込みパターンを撮影角度に同期させて設定するようにしたことを特徴とするX線回転立体撮影装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-288146

前のページに戻る