特許
J-GLOBAL ID:200903014740475637

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-048917
公開番号(公開出願番号):特開平5-246311
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【構成】 スプール24の外周部に内部オリフィス27に通じるとともにアンチスキッド制御時に移動方向後端側の部分でポンプ連通ポート13に連通する溝部30を設け、ポンプ連通ポート13とマスタシリンダ連通ポート9とを、同一軸線上かつアンチスキッド制御時にマスタシリンダ連通ポート9が直接溝部30と連通せぬようその径をポンプ連通ポート13の径より小径に形成してなる。【効果】 アンチスキッド制御時に移動状態にあるときにスプール24の溝部30とマスタシリンダ連通ポート9とは、これらの間のクリアランスを介して微少連通し、ポンプから吐出されるブレーキ液の微少量をマスタシリンダ側に戻すことになるため、不快なペダルキックバックを防止でき外部オリフィス等をケーシング8に設ける必要がなくなる。
請求項(抜粋):
マスタシリンダに連通するマスタシリンダ連通ポートと、ホイールブレーキに連通するホイールブレーキ連通ポートと、ブレーキ液を貯蔵可能なリザーバに常閉弁を介して連通するリザーバ連通ポートと、前記リザーバ側からブレーキ液を吸入し吐出するポンプの吐出側に連通するポンプ連通ポートとを有するケーシングと、該ケーシング内に設けられ、アンチスキッド制御時に、前記常閉弁が開かれることにより生じる差圧で移動して前記マスタシリンダ連通ポートと前記ホイールブレーキ連通ポートとの連通を制限しかつ前記ポンプから吐出されたブレーキ液を前記ポンプ連通ポートから流入させ内部に設けられた内部オリフィスを介してほぼ一定流量で前記ホイールブレーキ連通ポートまたは前記リザーバ連通ポートに流すスプールとを有するフローバルブを具備するブレーキ液圧制御装置において、前記スプールの外周部に、前記内部オリフィスに通じるとともにアンチスキッド制御時に移動方向後端側の部分で前記ポンプ連通ポートに連通する溝部を設け、前記ポンプ連通ポートと前記マスタシリンダ連通ポートとを、同一軸線上に位置するよう配置しかつアンチスキッド制御時に前記マスタシリンダ連通ポートが前記溝部と直接連通しないよう該マスタシリンダ連通ポートの径を前記ポンプ連通ポートの径より所定量小径に形成してなることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

前のページに戻る