特許
J-GLOBAL ID:200903014752562675

高振動減衰能を有する機械構造用鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289327
公開番号(公開出願番号):特開平7-138703
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 振動減衰特性に優れ、しかも引張強度が 400MPa以上の機械構造用鋼材を得る。【構成】 C:0.02mass%以下、 Si:0.02mass%以下、Mn:0.08mass%以下、Cu:0.05〜1.50mass%、Al:1.0 〜7.0 mass%、 N:0.0080mass%以下を含み、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼板において、その組織が鋼板表層部に、特定された平均結晶粒径を有する粗大等軸粒組織層を有するように、上記化学組成の鋼素材を、1000〜1300°Cに加熱後、圧延仕上げ温度が 650〜1000°Cで累積圧下量が80%以上となる熱間圧延を施し、冷却速度 0.1°C/s以上で室温まで冷却を行い、続いて 800〜1300°Cに加熱保持する中間熱処理を施した後、さらに 450〜700 °Cに加熱保持する最終熱処理を施す。
請求項(抜粋):
C:0.02mass%以下、 Si:0.02mass%以下、Mn:0.08mass%以下、 Cu:0.05〜1.50mass%、Al:1.0 〜7.0 mass%、 N:0.0080mass%以下を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、その組織が、鋼板表層部に下記式を満足するような粗大等軸粒組織層を有するものである高振動減衰能を有する機械構造用鋼。記ds /di ≧3、かつdi ≧ 100μmただし、ds :鋼板表裏面からそれぞれ板厚中心部に向かってt/8 厚までの領域における平均結晶粒径(t:鋼板板厚)di :板厚中心部 t/8厚の領域における平均結晶粒径(t:鋼板板厚)
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/16

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